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|記号=′
|物理量=[[角度]]
|SI= {{gaps|(''{{π}}''/10
|定義=(1/60) 度
}}
== 定義 ==
分は、[[度 (角度)|度]]の六十分の一である<ref>[http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxselect.cgi?IDX_OPT=1&H_NAME=%8c%76%97%ca%92%50%88%ca%97%df&H_NAME_YOMI=%82%a0&H_NO_GENGO=H&H_NO_YEAR=&H_NO_TYPE=2&H_NO_NO=&H_FILE_NAME=H04SE357&H_RYAKU=1&H_CTG=1&H_YOMI_GUN=1&H_CTG_GUN=1 計量単位令] 別表第一、項番八、「分」の欄 「度の六十分の一」とある。</ref>。1度が円弧の360分の1の角度と定義されているので、1分は円弧の
== 記号 ==
分の単位記号は、唯一、「′」である<ref>[http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxselect.cgi?IDX_OPT=1&H_NAME=%8c%76%97%ca%92%50%88%ca%8b%4b%91%a5&H_NAME_YOMI=%82%a0&H_NO_GENGO=H&H_NO_YEAR=&H_NO_TYPE=2&H_NO_NO=&H_FILE_NAME=H04F03801000080&H_RYAKU=1&H_CTG=1&H_YOMI_GUN=1&H_CTG_GUN=1 計量単位規則] 別表第2 「角度」の欄</ref><ref>[http://www.nmij.jp/library/units/si/R8/SI8J.pdf 国際単位系 (SI) 国際文書第8版 2006年(日本語訳)、訳・監修 (独)産業技術総合研究所 計量標準総合センター] p. 36の第6表、「平面角」の欄</ref>。
記号は[[プライム]] (′
== 記法 ==
数値と「’」(分)との間にはスペースを挿入しない。これは、[[度 (角度)|度]]や[[秒 (角度)|秒]]の場合も同じである。[[国際単位系]]の規則では、数値と単位(℃や%の場合も含めて)との間にスペースを挿入することになっているが、この度・分・秒の場合は唯一の例外である<ref>[http://www.nmij.jp/library/units/si/R8/SI8J.pdf 国際単位系 (SI) 国際文書第8版 2006年(日本語訳)、訳・監修 (独)産業技術総合研究所 計量標準総合センター] 5.3.3 量の値の書式、p. 45
== 使用 ==
分は[[国際単位系]] (SI) の単位ではないが、広く使用されていることからSIと併用しても良い単位([[SI併用単位]])となっている。
分および[[秒 (角度)|秒]]は、小さな角度を表すのに便利で、[[天文学]]、[[測量]]、[[航海]]において多用される。伝統的に、地球上での位置、すなわち緯度と[[経度]]は度・分・秒によって表される。これによって地球上でのどんな位置も正確に表すことができる。
ただし、[[ISO 31]]
度のみを用いた場合、小数点以下4桁まで与えれば、[[度 (角度)|度]]・[[分]]・[[秒 (角度)|秒]]によって表すのとほぼ同じ精度が得られる。
地球は1時間で15度回転し、1分間で15分(角度)回転し、1秒間で15[[秒 (角度)|秒]](角度)回転する。[[海里]]の元々の定義は、[[地球]]の[[大円]]上における1分の長さであった。[[GRS80]][[地球楕円体]]面上における、[[緯度]]1分に相当する平均的な[[子午線弧]]長は、およそ1852.22 mである。現在では1海里は正確に1852
== 注 ==
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