「Night Walker -真夜中の探偵-」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
テレビアニメ版節、アダルトゲーム版節に追記。
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== テレビアニメ版 ==
[[1998年]][[7月8日]]から[[9月23日]]まで[[テレビ東京]]で放送。全12話。血を武器として扱う[[吸血鬼]]が活躍する内容であるにもかかわらず残酷描写を過剰に自粛し、流血場面になるとでは画面がモノクロになる(ソフト化の際にモノクロの処理は無くなっている)
 
元は[[OVA]]として制作されており、1996年秋のリリースが予定されていたが、その後、媒体がテレビアニメへと変更になった。第4話以前と第5話以降では若干スタッフが異なり、特にキャラクターデザインは磯野智から[[下笠美穂]]に変更され、メインキャラクターのデザインも磯野のデザインを元に新しいデザインに描き直されている。
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アダルトゲームを原作とするオリジナルテレビアニメは本作が史上初である(同時期に放送された『[[同級生2]]』は、OVA版を再編集したもの)。
 
放送終了後の1998年[[11月25日]]より[[VHS]]、[[レーザーディスク|LD]]ソフトのリリースが開始され、それぞれ全六巻が[[バンダイビジュアル]]より発売された。また、[[2001年]][[2月23日]]には、[[NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン|パイオニアLDC]]からDVD-BOXが発売された。なお、ソフト化にあたり、本放送時にあった残酷シーンでのモノクロ処理は無くなっている。
 
=== あらすじ ===
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ハーフヴァンパイアであり、魔族が関わる怪奇事件を専門的に請け負う「紫藤探偵事務所」の所長・紫藤龍彦と、魔族「ナイトブリード」との対決を軸に、猟奇殺人事件の真相に迫る物語が描かれる。ベースとなる世界設定やキャラクターの多くは、前述のテレビアニメ版など後に展開されたメディアミックス作品にも受け継がれて行くが、それぞれの媒体によって設定やキャラクターの意匠が異なり、基本的に同一世界の話ではない。
 
1993年にトムボーイより発売されたアダルトゲーム『美少女オーディション アイドルを探せ』の[[スピンオフ]]企画を発端がベースなっており、同作の登場キャラクター「鮎川理保子」をヒロインとしたオリジナルゲームとして企画・開発が進められた。しかし、設定を練り込む中でヒロインの名称が「山崎理保」に、デザインも現在のものに変更され、ストーリーや設定も前作と切り離された。
 
『ナイト・ウォーカー』という作品世界自体の構想は、さらに遡り[[1992年]]に展開されたイラストが元になっている。
 
=== 主要登場人物 ===
==== 他メディア作品との設定の違い ====
; 紫藤 龍彦
: 日本人の母親と伝説のヴァンパイア・ノスフェラトゥとの間に生まれたハーフヴァンパイアであり、人間ではない。また、血液から武器を生成せず、両手の親指以外の爪を伸ばして刃武器として戦う。アダルトゲームという媒体の特性上、他メディア作品と比較して性格が軽く、女好きでスケベという点が強調されている。
; グニ
: 体色が人間の肌色に近い褐色である。基本的に紫藤の左耳に擬態しており、必要な時以外には姿を現さない。また、変身能力、攻撃能力を持ち合わせている。