「列 (数学)」の版間の差分

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→‎定義: 広くは知られていないが解析学においては常識とされていることを加筆した。関数解析の書物と「新訂版 数理解析学概論」参照。
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慣習的に {''a''<sub>''n''</sub>} と書くことも多いが、列の項からなる[[集合]] {''x'' &#x007c; &exist;''n''(''x'' = ''a''<sub>''n''</sub>)} = {''a''<sub>''n''</sub> | ''n'' &isin; '''N'''}を表す意図で同じ記号がしばしば用いられるため注意を要する。
 
[[振動]]する実数列を扱わない場合は ''a''<sub>''n''</sub> から成る集合 {''x'' &#x007c; &exist;''n''(''x'' = ''a''<sub>''n''</sub>)} として定義することもできる。例えば[[解析学]]においては習慣的に集合 ''A'' 上の点列を {''a''<sub>''n''</sub>}⊂''A'' と書く。さらに有限次元[[線形空間]]の[[基底]]を基底の条件を満たすベクトルの列から成る集合として定義すると, 解析学で多く現れる無限次元線形空間における基底の定義とも整合性がある。
 
: [[完全列]]のようなものは、項の並びのほかに項と項の間の関係性に意味があるため、ここでの記法とは異なり、項をノードとする直線状の有向グラフ(図式)を用いて記される。このようなものは[[鎖 (数学)|鎖]](さ、{{lang|en|chain}})や系列(けいれつ、{{lang|en|series}})などとも呼ばれる。