「ファフナー (架空の兵器)」の版間の差分

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== 人類軍製ファフナー ==
アルヴィスとは別に、人類軍でも複数種のファフナーが開発されていたことが中盤で判明する。日野洋治とミツヒロ・バートランドがティターン・モデルとゼロファフナーの技術を新国連に提供することで開発された。しかし、当時の人類軍の技術不足も相まってザルヴァートル・モデルを除いて以外はフェストゥムのコアは使用されておらず、シナジェティックコードの形成はある程度可能だが、その能力はノートゥング・モデルに劣るとされている。
『EXODUS』以降はMAKABE因子の導入に伴い、ノートゥング・モデルとザルヴァートル・モデルの技術からコアを用いた機体の実戦投入他に適い、部分的な性能登場ノートゥング・モデルに匹敵する。かし、パイロットの同化耐性についてはアルヴィスのものよりも大きく劣っている。なおコア搭載機でもザルヴァートル・モデルを除いて変性意識は起こらない。
; メガセリオン・モデル
: 主な搭乗者は日野道生。新国連製ファフナー。全高約43m。他2タイプと比べ重装甲。しかし、乗りこなすには精神的重圧に耐えられる必要がある。道生機の塗色は青。量産型はグレーの塗色で、最終話に登場。機体識別コードJ-013。生産数800機。
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: フェストゥムとの最終決戦に向けて開発された最新型モデル。3機が開発され、特に先発2機はそれぞれ別経緯でフェストゥムに同化→再構成されたため、常人の扱える範疇を超越した性能を擁する機体と化している。
: ザルヴァートルは“救世主”を表すラテン語、“salvātor”のドイツ語読み。
: ジークフリード・システムが内蔵され、同化現象をより加速させる副作用<ref group="注">『EXODUS』では解体のため同化現象抑止リミッターも解除されており、同化現象の進行速度が更に増している。</ref>があり、搭乗者が同化しきった場合、即座にフェンリルが起動するようにセットされ破片すら残らない。また分解・奪取を試みても、機体が単独で外部機材やパイロットを同化し自己防衛を行ってしまう。なお同モデルを開発した日野洋治とミツヒロ・バートランドとでは、設計思想が異なる。洋治は兵士(搭乗者)をより多く(もしくは長く)生かすために設計することに対し、ミツヒロはより『多くの敵(フェストゥム)を倒す』ことを目的としている。
: ミツヒロはより多くの敵(フェストゥム)を倒すことを目的としている。
: ザルヴァートル・モデルはコア格納ブロック周囲に常気性の永劫導電回路を形成している。これによって大気中の物質を同化し、エネルギーに変換する機能を有している。このため機体本来の電源を消耗することなく活動可能で、機体そのものに活動限界時間は存在しない。
: 『EXODUS』においては運用が危険な上に、上述の理由により分解・コア摘出も不可能な状態にあるため、初期時は2機ともに封印処置を施されていた。しかしパイロット不在の状態でクロッシング要請信号を発する等、不気味な行動を起こす。日野美羽ほかが島外派遣に出向いた際、美羽に迫る危機を察知して目覚めた皆城織姫にザイン・ニヒトへ乗る事を命じられた皆城総士と真壁一騎は、生命の危険を承知で再び搭乗する。またアルゴス小隊がマークフュンフを鹵獲・解体したことで、新国連本部はこれをベースにマークレゾンを開発した。
: 『EXODUS』時点での人類軍製ファフナーに搭乗するパイロットがまともに戦えば絶対に勝てない相手と認知する上にノートゥング・モデルは勿論エインヘリアル・モデルをも凌ぐ最強の機体であるが、開発者2名が死亡した人類軍の技術ではアルヴィスのファフナーを鹵獲し、そのコアを流用しなければ開発すら適わない。加えて、全機が装甲材質にシリコンを導入したこともありフェストゥムに限りなく近い性質を有している。
: 通常のコアではなく、ミールから直接分岐したコアを搭載することが前提となっており、全てにノートゥング・モデルのコアが流用された。しかし、桁外れな性能と引き替えにパイロットの同化現象の負荷もノートゥング・モデルを大きく上回り、『EXODUS』時点ではコア搭載型の配備とそれらへの搭乗が可能な人類軍ではパイロットが同化されてしまうので起動実験すらままならず、アルヴィスの人間による起動が前提になるという人類軍のファフナーとしては致命的な欠点を多く抱えている。
 
:; ファフナー・Mk.Sein(マークザイン) 搭乗者:真壁一騎(15話 - )