「天使にラブ・ソングを…」の版間の差分

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;デロリス・ヴァン・カルティエ/シスター・メアリー・クラレンス
:演:[[ウーピー・ゴールドバーグ]]([[中村晃子]]/後藤加代)/子供時代:アイシス・カーメン・ジョーンズ
:本作のメインキャラで[[リノ (ネバダ州)|リノ]]のクラブ「ムーンライトラウンジ」で歌うしがないクラブ歌手。英語表記はDeloris van Cartier及びSister Mary Clarence。ギャングである愛人ヴィンスが裏切り者を始末する現場を目撃して命を狙われる羽目になり、'''シスター・マリア・クラレンス'''と名乗ってカトリックの修道院にかくまわれることになる。
:「ここは[[禁煙]]で、しかも修道服を着なきゃなんないだなんて、[[ペンギン]]みたいな姿じゃない!」と堅苦しい生活に辟易しながらも、やがて閉塞感の漂う修道院に手腕や歌で改革の嵐を巻き起こす中で、修道院長や周りのシスターたちと固い絆で結ばれていくことになる。
:性格は優しいが大雑把かつ型破りで、堅苦しいのが大の苦手だが明るくお茶目。手先はロバートに負けず劣らず、かなり不器用<ref>ロザリオ製作でビーズを2回飛ばして複雑と愚痴るなど。</ref>。お茶目な性格からたまにジョークを話すが、元来の性格から下ネタを放って周りのシスター達がドン引きする事も。
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;メアリー・パトリック
:演:[[キャシー・ナジミー]]([[さとうあい]]/[[信沢三恵子]])
:ふくよか体型のかなり陽気で表情豊かなシスター。英語表記はSister Mary Patrick。ふくよかな体型に反して踊りが上手く、動きが結構身軽。性格は非常に陽気でマイペースで優しく茶目っ気もあり歌やダンスなど楽しいことが大好き。但し、楽しさからちょっぴり暴走してしまう事もある。好物はアイスクリーム。歌においてはかなりの声量のハイトーンボイスで、聖歌隊において、ハーモニーが取れなかった上に周りのシスター達を飛び上がらせたり、耳を塞がせたり、胸を抑えさせる程に驚かせていたが、デロリスの指導で周りの歌声を聴いて合わせる事を覚え、上達していく。
:デロリスとの絆から、彼女が拐われた際には「(彼女を助けるのが)使命だわ」と発言している。
:性格の明るさは本人曰く「昔からの性分」であり、彼女の母をして「将来は尼さんかスチュワーデスね」と言わしめたと自身が語るほど。
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;メアリー・ロバート
:演:[[ウェンディ・マッケナ]]([[矢島晶子]]/[[石川悦子]])歌唱部分:アンドレア・ロビンソン
:シスター達の中で一番年の若いシスター見習い。英語表記はSister Mary Robert。かなり内向的で非常に大人しい性格だが、修道院に溶け込めずにいたデロリスのことを誰よりも先に気遣う優しさと思いやりを持つ。大好きなものは春。兄弟姉妹は兄がいる。
:奉仕の人生が自分の使命だと考えて修道女を志願したものの、引っ込み思案で不器用な性格、本人曰く「何につけても人よりやる事が下手で遅い」との事から強い劣等感を抱き、自信が持てなかったが「自分にしか出来ない事で力を発揮したい」とずっと考えていた。
:デロリスと出会い歌う楽しさや喜びを知ってからは徐々に明るく積極的な性格に変化すると同時に勇敢さと毅然さも併せ持つようにもなり、デロリスが誘拐され、自身がデロリスの咄嗟の起点で逃げ仰せ、修道院に戻って知らせた際にはみんなで救出しに行こうと真っ先に院長に進言した。
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;メアリー・ラザラス(吹き替え版ではメアリー・ラザロ)
:演:[[メアリー・ウィックス]](河村久子/[[牧野和子]])
:聖キャサリン修道院のシスターで聖歌隊の元指揮者。英語表記はSister Mary Lazarus。シスター内でも年はかなり年長で、シスターの中で2番目に(イグネイシャスとはほぼ同じ身長だが)大柄な体格をしている。好物はシロップをかけたアイスとピーカン味<ref>ピーカンは胡桃(クルミ)の1種。</ref>のアイス。成り行きから聖歌隊の指揮をすることになった(と思い込んでいた)デロリスを煙たがるが、彼女に指揮を任せてからの指揮能力を認めてからは良き友人になり、パトリックやロバートとも友人に。やや低い中間音の声質でパートはアルト。ロバートやパトリックと共にソロパートが多い。なお、歌うことに関してはデロリスにパートを任されて歌い出してからは楽しさを感じて笑顔を見せており、他の聖歌隊仲間とも親しくなっている。年齢のためか、振り付けを間違ったりしている。
:デロリスとの絆から、彼女が拐われた際には「警察だけじゃ不安よ」と話して助けに行こうとしていた。
:なお、彼女が聖キャサリン修道院の前にいた修道院は森の中深くにあり、電気は無く、真冬も裸足で、文明から離れているという凄まじい場所だったため、聖キャサリン修道院の環境すら「ここはホテル並みよ」と言わしめている(彼女曰くは、これが真の姿との事だが)。
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;シスター・メアリー・アルマ
:演:[https://it.m.wikipedia.org/wiki/Rose_Parenti ローズ・パーレンティ]
:聖キャサリン修道院のシスターの1人で、ピアノを弾く担当で補聴器の比較的小柄なおばあちゃんシスター。英語表記はSister Mary Alma。補聴器は片一方のイヤホン部分に本体が繋がり、それを胸元に付けるタイプのものを使用し、左耳につけている。デロリスからは最初以外、アルマと呼ばれている。ピアノを弾くのだが耳が遠いため(補聴器の関係上、左耳の聴力が悪い可能性も)に補聴器が必須であるが、度々スイッチを入れ忘れてしまう<ref>初期の練習ではパトリックのハイパワーボイスを聞かないように自分で切って補聴器をいじっているシーンがある。</ref>(尚、最初にスイッチを切って弄った際は他のシスター達が「またか」と言わんばかりの表情であった)。ピアノは長年弾いているだけはある巧さで、弾いている際は可愛らしく楽しげな笑顔である(ただし、初期段階の調律されていない状態のピアノを弾いている際は苦い、嫌そうな表情をしている)。初期段階から楽しくピアノを弾きたいという考えと今の聖歌隊を嫌う部分があった為、最初から終わりの部分をテンポ良く奏でた上で最初の少しと最後以外、弾くのを放棄していた<ref>パトリックのハイトーン爆音や聖歌隊の酷い歌を聞かないように、始まってスグに補聴器を切った為に弾けなかったと思われる。</ref>。デロリス及びデロリスがアレンジした曲が非常に大好きで、普通に弾く時よりもより楽しげに、より良い笑顔になる。とンと手を挙げたほど。
:I will follow Him内では、数秒ながらも手元を見ずにピアノを弾きながらリズムをとり横にステップを踏むというおばあちゃんらしからぬプロの様な高等技術を見せている。(演じた当時のローズの年齢はラザラス役のメアリーに次ぐ80歳。)
:CDのShoutという曲の歌詞カードの中では歌詞カードを書いた人のミスにより「Sister Allen(シスター・アレン)」と表記されている(なお、シスター・アルマの英語表記、正しくは「Sister Alma」)。勿論、曲内でデロリスはしっかりアルマと呼んでいる。
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:聖キャサリン修道院の司教。作中ではミサで向上を述べたりする役割を担う。穏やかで優しい性格で、賛美歌をモータウン風(ゴスペル風)に勝手にアレンジしたデロリスに対して怒ることなく「こんな楽しいミサは何年ぶりでしょう、とても新鮮で胸が震えました」「次のミサが待ち遠しい」と嬉しそうに褒め、その後に修道院長を「あなたは素晴らしい、真のリーダーです」とサラッとフォローするなど、柔軟な対応力をも併せ持つ紳士な人物。
:法皇様が聖歌隊の評判を聞きつけ日曜の夜に御閲覧に際した際はかなり嬉しげにソワソワしており、その話を勿体ぶった為、ラザラスから「焦らさないで」と言われている。
:日本では司教という役柄が浸透せず、ジョゼフの役は「神父様」と思われている(大司教と思っている人もいる)。
;ジョーイ
:演:ロバート・ミランダ(西村知道/[[山下啓介]])
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;聖キャサリン修道院聖歌隊のシスター達(和訳では聖歌隊の修道女、英語ではChoir Nun)
:演:[https://en.m.wikipedia.org/wiki/Susan_Johnson_(actress) スーザン・ジョンソン]、[https://en.m.wikipedia.org/wiki/Susan_Browning スーザン・ブロウニング]、[https://en.m.wikipedia.org/wiki/Edith_D%C3%ADaz エディス・ディアス]、[https://en.m.wikipedia.org/wiki/Darlene_Koldenhoven ダーリーン・コルデンホーヴェン]、[https://en.m.wikipedia.org/wiki/Beth_Fowler ベス・ファウラー]、[https://en.m.wikipedia.org/wiki/Ruth_Kobart ルース・コバルト]、プルーデンス・ライト・ホルムズ、[[カルメン・サパタ]]、[https://en.m.wikipedia.org/wiki/Pat_Crawford_Brown パット・クロフォード・ブラウン]、[https://en.m.wikipedia.org/wiki/Ellen_Albertini_Dow エレン・アルバーティーニ・ダウ]、シェリ・イザード、ジョージア・クレイトン
:聖キャサリン修道院における聖歌隊のシスター達。年齢層はおばあちゃんまたはおばちゃんだが、中には若く見えるシスターもいる。ルース・コバルト演じる、ベースパートの白枠眼鏡のラザラスと同じぐらいに長身のおばあちゃんシスターがシスター・メアリー・イグネイシャス(同字だが(Ignatiusは読み方が二つ存在する為、修道院長の発音はイグネイシャスだが字幕等ではイグナティウス)、カルメン・サパタ演じる、ソプラノパートのイグネイシャスに少し似た顔立ちの度の強いフチなし丸眼鏡の比較的長身の落ち着ついているお上品系シスターがシスター・メアリー・アニマ(Sister Mary Anima)と名前がそれぞれ出ている<ref>イグネイシャス(イグナティウス)はデロリスを助けに行った際にリノのカジノでいつの間にかスロットをしており、修道院長がそれを叱った際に名前を呼ばれた。アニマの名前は修道院長が神父の修道院長に助けに行く旨を伝えるよう指示した際に名前を呼んでいるが、何故か字幕には出ない。</ref>。
:聖歌隊の初期段階ではパート事に並ぶ基本すら出来ていない上、それぞれが音程やテンポすら取れず<ref>底抜けに明るい笑顔のおばちゃんシスターは余りにもリズムが取れず、2回も歌詞を先走ってしまった。</ref>、更には好き放題かつぐちゃぐちゃに歌っていて、ソロまでいるという(主にパトリック<ref>パトリックの余りの声量とハイトーンに、シスター・アニマは顔を苦みばしらせ、シスター・イグネイシャスさ顔をかなりしかめて空いている手で耳を塞ぐ仕草をする程。</ref>)、自分達でもハッキリ自覚出来るほどかなり酷い状況<ref>デロリスが言葉巧みに言いくるめながら、何とか彼女たちの[[音感]]と[[音程]]を矯正して、やっと和音で歌えるようになったとパトリックが言い放ったレベル。</ref>だったが(ラザラス曰く、ド素人)、ロバートのささやきからパトリックがデロリスに聖歌隊への助けを求めたのちに全員がデロリスに期待を寄せて助けを求め、みるみるうちに聖歌隊が成長していくにつれ、歌う楽しさや喜び、素晴らしさを知り、より心から信頼を置くようになり、ロバートやパトリック、ラザラス同様にデロリスと親友となり固い絆で結ばれて心を開いていき、デロリス無しでは歌えない程に心の支えにしている(ロバートの「彼女無しじゃ歌えない!」という言葉に全員が「無理よ!」という表情になり強く首を横に振ったほど)。法皇が観覧に際した際はそれぞれが多少葛藤したものの皆がデロリス側に恐る恐る挙手しており(アニマは修道院長を慮って修道院長側にも挙手している)、全員が修道院長の方を見られなくなっていた。その後デロリスが誘拐され、修道院長の口から語られたデロリスの素性を知った際は全員が動揺し、アニマが「彼女は嘘を?」と話したりしていたが、デロリスとの今までの経緯に加えてロバートやパトリック、ラザラスの言葉に更に感化され、デロリスへの強い絆から助けに行こうと修道院長にそれぞれが言葉を発していた。
:底抜けに明るい笑顔のおばあちゃんシスター、スーザン・B演じるアルトパートのちょっと厳しそうにも見えるふくよかおばちゃんシスター、エレン・アルバーティーニ・ダウ演じる一番小柄だが非常に身軽な可愛い声のソプラノパートの年長組おばあちゃんシスター(エレンは当時79歳で、ラザラス役のメアリー、アルマ役のローズに次ぐ年齢)、パット・クロフォード・ブラウン演じる三番目に小柄で胴縁の楕円眼鏡のベースパートの車が修理出来るハイスペックな左利きおばあちゃんシスター(なお、オイルが顔にクリーンヒットする方)、プルーデンス・ライト・ホルムズ演じるソプラノパートの若めだが暗めに見える比較的に小柄で一際小顔な銀の腕時計をつけている可愛い声の左利きのおばちゃんシスター、シェリ・イザード演じる表情がパトリックに負けない程豊かなアルトパートの左利きで丸眼鏡に丸顔のシスター内では若めのシスターなど、台詞が少ないまたは無いにも関わらず、実は非常に可愛らしく個性豊かである。
:基本的に皆敬虐なシスターだが、イグナティウスはデロリスを助けに行った際にいつの間にやら楽しくスロットをしており(しかも大フィーバー)、デロリス側に傾き始めている。
:ちなみに、イグネイシャスはデロリスが修道衣が窮屈だと話すと、「(修道衣は)確かに首が少々絞められる感じね」と返している。