「ラジオ・デイズ」の版間の差分

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ストーリー、キャストの加筆。
→‎ストーリー: 一部加筆。
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少年ジョーの家はニューヨーク郊外のロッカウェイの海岸近くにあった。父と母は議論が好きで、太平洋と大西洋はどっちが広いかというような議論をすぐ始めてしまう。父親は商才がないのに、宝石業や通信販売に手を出し、いつも失敗している。今何の仕事をしているかは、ジョーには教えてくれない。叔父のエイブは河岸の友人から魚をよくもらってくる。しかし、叔母のシールは生臭いのでうんざりしている。それからビー叔母さんはいつも結婚を夢見ているが、なかなか結婚できないでいる。
 
家ではいつもラジオ放送が鳴っていた。ジョーの母親のお気に入り番組は「モーニングショー・アイリーンとロジャー」と「人生法廷」で、ジョーの一番のお気に入りは「覆面の騎士」だった。ビー叔母さんは大の音楽ファンで、いつもラジオで自分の好きな音楽を鳴らしていた。おかげでジョーは当時のすてきな音楽をたくさん聞いて育つことができた。
 
ある日、ビー叔母さんがマヌリスという人とデートすることになる。陽気で元気のいいマヌリス氏は車にビー叔母さんを乗せ出かけて行った。コニーアイランドのローラースケート場やレストランで楽しんだ帰り道で、霧に包まれた上にガス欠になってしまう。その時カーラジオから「臨時ニュースです。大統領が非常事態宣言をしました。今、ニュージャージーに数百の謎の飛行物体が着陸。火星人による全面的な侵略と確認されました」と聞こえてくる。「人間が踏みにじられ、電線も切られ放送も中断しそうです」と聞いたところで、マヌリスは宇宙人の侵略におびえビーを置き去りにして逃げてしまう。ビーは10キロの道を歩いて帰るはめになってしまった。翌週、彼から電話があった時、ビーは「火星人と結婚したから会えないません」と答えた。
 
当時の音楽と共にエピソードがさらに続く。