「ヒラマキガイ科」の版間の差分

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m 亜綱と目が重複していたので、概要の記述(便宜上 WoRMS (2015)[2]に従っている)と一致しているものを残した。
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::*''Gyraulus illibatus'' (Westerlund, 1883) '''ハブタエヒラマキガイ'''<br/>欧州の ''Gyraulus albus'' (O. F. Müller, 1774) と同種とされた時期も長いが、別種とされるようになった。[[欧州]]産の ''albus'' は名前のとおり殻が白っぽく、殻表の彫刻はより明瞭なものが多い。
::*''Gyraulus iwaotakii'' ([[森主一|Mori]], 1938) <ref name=Mori,1938/> '''タキヒラマキガイ'''<br/>小型で螺管が太い。長野県[[沓掛温泉]]から記載された種。波部(1990)<ref name=Habe,1990/>によれば再採集されていないという。
::*''Gyraulus pulcher'' (Mori,sp. 1938) '''[[ヒメヒラマキミズマイマイ]]'''<br/>小型で螺管も細く、殻色は黄白色。永く ''G. pulcher'' (Mori, 1938) の学名が用いられて来たが、 ''pulcher'' のホロタイプ(京都大学総合博物館所蔵)はヒラマキミズマイマイとみなされるもので、本種にはあたらないという<ref name=Saito&al,2017/>
::*''Gyraulus soritai'' Habe, 1976 '''[[ミズコハクガイ]]'''<br/>螺塔(実際はヘソ側)が多少高まり、殻型が陸産のコハクガイに似るためにこの名がある。本州・四国に分布する。
::*''Gyraulus tokyoensis'' (Mori, 1938)  '''[[トウキョウヒラマキガイ]]'''<br/>ヒラマキミズマイマイやハブタエヒラマキガイに似て周縁に角があるが、角の強弱などに変異があり識別が困難な場合も多い。
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<ref name=Saito,Uchida,Hirano,2015>
{{cite journal |author=齊藤匠・内田翔太・平野尚宏: Takumi Saito; Shota Uchida; Takahiro Hirano |year= 2015 |title= 宮城県から新たに記録された外来ヒラマキガイ科貝類 ''Menetsu dilatatus'' (Gould, 1841). A new record of introduced ''Menetus dilatatus'' (Gould, 1841) collected from Miyagi Prefecture |journal= ちりぼたん Chiribotan |volume= 45 |issue= 4 |pages= 247-250}}</ref>
 
<ref name=Saito&al,2017>
{{cite journal |author=齊藤匠・平野尚浩・内田翔太・山崎大志 |date=March 2017 |title=石垣島および西表島におけるヒメヒラマキミズマイマイ(腹足綱:ヒラマキガイ科)の発見 |journal=Molluscan Diversity |volume=5 |issue=1-2 |pages=79-82 (p.81)}}</ref>
 
<ref name=Semenchenko&Laenko,2008>