「眼鏡橋」の版間の差分

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=== 日本の事例 ===
「古い長崎の面影を残しているもののひとつに、[[中島川#架設されている主な橋|中島川にかかる石橋群]]がある。その中に本格的石橋としては日本最古といわれるアーチ式の「[[眼鏡橋 (長崎市)|眼鏡橋]]」」があるという<ref name="コンサルタンツ01">荒井裕則「[https://www.jcca.or.jp/kaishi/234/234_toku5_arai.pdf 石橋のルーツ「長崎眼鏡橋」]」『Consultant vol.234 土木遺産Ⅴ』一般社団法人建設コンサルタンツ協会(2007年)(閲覧日2017年9月2日)</ref>。「眼鏡橋以後に架けられた中島川の石橋はすべて単ア ーチである」のに対し、「[[眼鏡橋 (長崎市)|眼鏡橋]]」のみが 2 連アーチである<ref name="荒井25">荒井裕則「[https://www.jcca.or.jp/kaishi/234/234_toku5_arai.pdf 石橋のルーツ「長崎眼鏡橋」]」『Consultant vol.234 土木遺産Ⅴ』一般社団法人建設コンサルタンツ協会(2007年)25頁、(閲覧日2017年9月2日)</ref>。
 
長崎県[[波佐見町]]では、波佐見盆地に橋が多く、その中に眼鏡橋が含まれる。「眼鏡橋は石造アーチ橋の通称で、一般には石橋で通用する」<ref name="隈部47">隈部(1991),47頁。</ref>。波佐見町の眼鏡橋の80%は「[[川棚川]]上流の山間部の[[窯業|窯業地]]に存在する」という<ref name="隈部47">隈部(1991),47頁。</ref>。「波佐見町の眼鏡橋は名前の付くものが25橋のうち4橋と少ない。」という<ref name="隈部49">隈部(1991),49頁。</ref>。
 
長崎県[[世知原町]]では17橋あり、「それらは[[佐々川]]本流に6橋、支流に11橋ある」という<ref name="隈部50">隈部(1991),50頁。</ref>。「世知原の眼鏡橋はすべて橋名がつけられて」いるものの「橋名の由来がはっきりしない」という<ref name="隈部51">隈部(1991),51頁。</ref>。
 
== 代表的な眼鏡橋 ==