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[[画像:Dianthus alpinus Alpennelke Rax.jpg|thumb|240px|オヤマナデシコ]]
 
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'''ピンク'''({{lang-en|pink}})は[[赤]]と[[白]]を混ぜて出来る色の一つ。しばしば明るい赤と表現されるが、より正確には[[明度]]が高く[[彩度]]の低い赤である。ピンクは濃淡によってさまざまなバリエーションが存在する。
 
==概要==
英語の pink は、元来[[ナデシコ]]の意であり<ref>一説に、花弁の縁端の特徴的な形状から、「ギザギザに切る」(cf. [[ピンキング]])を意味するpinkの同系語であるとされる。</ref>、[[シェークスピア]]の時代にはまだ色名としての用法はなかったとされる。後に、ナデシコの花の色を指してpink、すなわち「'''なでしこ色'''」と呼ぶようになった。
 
また、英語以外の多くのヨーロッパの言語では、ピンク色を指すのに[[バラ]]を意味する語やその派生語を使い、いわば「'''ばら色'''」という言い方をする。
 
日本語では英語を借りて「ピンク」「ピンク色」と呼ぶのが一般的だが、[[モモ]]の花に見立てた「'''[[桃色]]'''」の名もある。ほかに「'''撫子色'''」(なでしこいろ)、「'''[[石竹色]]'''」(せきちくいろ)などナデシコに由来する和色名もあるが、これらが英語pinkの同義語として扱われてきた実績がとくにあるわけではない。実際の色は微妙に異なる。
 
== ピンクの色料 ==
ピンクの顕色は一般的には赤色顔料と白色顔料による。[[セラミック顔料]]においては[[陶試紅]]や[[クロムスズピンク]]、[[サーモンピンク]]といったピンクの顔料が存在する(セラミック顔料で赤色顔料はカドミウムレッドを[[ジルコン]]でコーティングしたファイアーレッドしか存在しない)。特にクロムスズピンクはピンクから紫がかった赤、ワインレッドにいたる様々な色を出す。
 
また、強い印象を与える派手で鮮明なピンク色を'''ショッキング・ピンク'''と呼ぶ<ref>松村明『大辞泉』小学館</ref>。
 
== ピンクに関する事項 ==
ピンクは、[[同性愛]]および[[両性愛]]を表す<ref name="ウィズダム">『ウィズダム和英辞典』三省堂、2007年。</ref>。[[ナチス]]が[[強制収容所 (ナチス)|強制収容所]]に収容された[[囚人]]を区別する印のうち、同性愛者に付けられた[[ピンク・トライアングル|ラベンダー・ピンクの三角形]]に由来する<ref>{{cite web|url=http://www.pink-triangle.org/ptps/symbol.html |title=The History of the Gay Male and Lesbian Experience during World War II |publisher=pink-triangle.org |date= |accessdate=2011-11-09}}</ref>。
 
日本では、ピンクは性的な意味も持つ<ref name="ウィズダム&大辞林">『ウィズダム和英辞典』三省堂、2007年。『スーパー大辞林』三省堂、2013年。</ref>。英語圏で成人映画を"blue movies"と呼ぶのに対し、日本では、これらはしばしば「ピンク映画」と呼ばれる<ref name="ウィズダム&大辞林" />。
 
ブルーが「より優美で繊細」であるのに対し、ピンクは「よりはっきりして力強い」と1918年版の『レディーズ・ホーム・ジャーナル』に書かれており、同書はそれが「一般的な見方」であるという。
 
==脚注==
{{reflist}}
 
==関連項目==
{{Commons|Category:Pink}}
{{色名}}
*[[色]]
*[[色名一覧]]
*[[日本の色の一覧]]
*[[ナデシコ]]
 
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[[Category:色名]]