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ロウリニャン層もモリソン層と同じくキンメリッジアンからチトニアンにかけての地層である。海岸の環境であり、総じて海洋の強い影響が見られる。植物相、動物相ともモリソン層のものに非常によく似ている。トルヴォサウルスはここでは明らかに[[頂点捕食者]]であった。またアロサウルス(''A. europaeus'')やケラトサウルスといったモリソン層の属のヨーロッパでの類似種もこの地に生息していた。獣脚類では他に[[ロウリンハノサウルス]]も生息していた。{{仮リンク|ルソティタン|en|Lusotitan}}がこの地域の最大の竜脚類であり、その他の竜脚類としては[[ディプロドクス科]]の[[ディンヘイロサウルス]]や[[ロウリンハサウルス]]も生息していた。この他の恐竜としては[[剣竜類]]の[[ダケントルルス]]と[[ミラガイア]]、[[曲竜類]]の[[ドラコペルタ]]、カンプトサウルスに近縁なイグアノドン類である{{仮リンク|ドラコニクス|en|Draconyx}}も生息していた。ロウリニャン層は海洋性の地層であるため、サメ、プレシオケリス科のカメ、{{仮リンク|テレオサウルス科|en|Teleosauridae}}の海生ワニの化石も発見されている<ref>OCTÁVIO MATEUS LATE JURASSIC DINOSAURS FROM THE MORRISON FORMATION (USA), THE LOURINHÃ AND ALCOBAÇA FORMATIONS (PORTUGAL), AND THE TENDAGURU BEDS (TANZANIA): A COMPARISON Foster, J.R. and Lucas, S. G. R.M., eds., 2006, Paleontology and Geology of the Upper Jurassic Morrison Formation. New Mexico Museum of Natural History and Science Bulletin 36.</ref>。
 
==大衆文化での扱い==
トルヴォサウルス(現在では''Torvosaurus gurneyi''として知られる)は2011年、[[ディスカバリーチャンネル]]の『蘇る恐竜の時代([[:en:Dinosaur Revolution|Dinosaur Revolution]])』にて初めて大衆文化として取り上げられた。第2話"水辺に生きる(The Watering Hole)" のエピソードで登場し、ロウリニャン層の頂点捕食者として[[ミラガイア]][[ディンヘイロサウルス]]といった獲物を狩っている。また、この番組ではトルヴォサウルスをアロサウルスのヨーロッパにおける[[アロサウルス]]の競合者として描いている。
 
日本国内では[[所十三]]の漫画『DINO2 The lost creatures』の第2話"絆"の主人公として登場した。本作ではトルヴォサウルスはその巨体と長く太い歯を武器に、アロサウルスなどの獲物を強奪するスカベンジャーとして描かれている。
 
絵本「たたかう恐竜たち」シリーズ『恐竜トリケラトプスのジュラ紀決戦』では、同時代の肉食恐竜らとともに[[サウロファガナクス]]に服従する様子が描かれている。
 
==参照==