「ガンマ関数」の版間の差分

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==定義==
実部が正となる複素数 {{mvar|z}} について、次の積分で定義される関数
{{Indent|<math>\Gamma(z)=\int^{\infininfty}_{0}t^{z-1}e^{-t}\,dt\qquad(\real{z}>0)</math>}}
をガンマ関数と呼ぶ<ref>[http://mathworld.wolfram.com/GammaFunction.html Wolfram mathworld: Gamma Function]</ref>。この積分は、[[アドリアン=マリ・ルジャンドル|ルジャンドル]]の定義にしたがって、第二種[[オイラー積分]]とも呼ばれる。元は階乗の一般化としてオイラーが得たもので、{{math|&Gamma;}} という記号は、ルジャンドルが用いたものである。それ以前は {{math|&Pi;(''x'')}} などと表記していた(ただし {{math|1=&Pi;(''x'') = &Gamma;(''x'' + 1)}})。
 
一般の複素数 {{mvar|z}} については、[[解析接続]]もしくは次の[[無限乗積]]で定義される。
{{Indent|<math>
\Gamma(z)=\lim_{n\to\infty}\frac{n^zn!}{\prod_{k=0}^{n}{(z+k)}}.
</math>}}
 
== 基本的性質 ==