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'''バンダ湖'''(バンダこ、Lake Vanda)は[[南極大陸]] [[ロス海属領]] [[ヴィクトリアランド]] [[ライト谷]]にある[[湖沼]]である。この湖は 5 [[キロメートル]]の長さがあり、最大深度は 69 メートルである<ref>Mathez, Edmond A.. "[http://www.naturalhistorymag.com/master.html?http://www.naturalhistorymag.com/0705/0705_feature.html Cold Fire]". July-August 2005. Natural History. 15 Dec 2006</ref>。 1968年から1995年までの間、[[ニュージーランド]]が湖岸に[[:en:Vanda Station|バンダ基地]]を設置していた。バンダ湖は、海水の 10 倍以上の濃度の塩分を持つ[[塩湖]]であり<ref>Priscu, J. C., Priscu, L. R., Vincent, Warwick F., and Howard-Williams, Clive (1981). [http://aslo.org/lo/toc/vol_32/issue_1/0260.pdf "Photosynthate distribution by microplankton in permanently ice-covered Antarctic desert lakes,"] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20060622182225/http://aslo.org/lo/toc/vol_32/issue_1/0260.pdf |date=2006年6月22日 }} ''Limnol. Oceanogr.'', 32(l), 1981, 260-270.</ref>、これは[[死海]]の塩分濃度より高く、世界で最も塩分濃度が高いといわれる[[ジブチ]]の[[アッサル湖]]よりもさらに高い可能性が高い。この湖は、深部の水がより浅い水域の水と混合しない[[部分循環湖]]でもある<ref>Gibson, John E. (1999). "The meromictic lakes and stratified marine basins of the Vestfold Hills, East Antarctica," ''Antarctic Science'' Vol. 11, pp. 175-192.</ref>。夏季においても3メートル以上の氷に覆われているが、湖底の水温は摂氏25度に達する。この湖は[[:en:Transantarctic Mountains|南極横断山脈]]のドライバレーにある多くの塩水湖のうちの1つである。南極大陸最大の川である[[オニキス川]]は、海から遠ざかる方向に西に流れてバンダ湖へ流入する。河口に観測所がある。オニキス川とバンダ湖に魚はいない。微生物だけが見られる。
 
[[Image:Lake Vanda with Onyx River.jpg|left|thumb|240px|氷結したバンダ湖。右手前にオニキス川が見える。]]