「ワクチン」の版間の差分

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{{出典の明記|date=2009年5月}}
[[File:HPV-vaccine- Gardasil2016JAPAN.jpg|thumb|HPVワクチン]]
'''ワクチン'''({{lang-de-short|Vakzin}}、{{lang-en-short|vaccine}})は、[[感染症]]の予防に用いる[[医薬品]]。[[病原体]]から作られた無毒化あるいは弱毒カ化された抗原を投与することで、体内に病原体に対する[[抗体]]産生を促し、感染症に対する免疫を獲得する。本来病原体は人類全体に感染させる為に自然発生的にできたものであり、それにかかると滅亡の恐れがある場合、病原体から毒を取り除いたワクチンにあえて感染させる事により、毒を持たない感染症とし生命の安全から身を守るものである。
 
[[イギリス英語]]でヴァクスィン({{IPA-en|væksín}})、[[アメリカ英語]]でヴァクスィーン({{IPA-en|væksíːn}})と発音する。
ノーベル経済学賞受賞者[[ダニエル・カーネマン]]によれば、人々は巷で流行する疾病で死ぬよりもワクチンの副作用で死ぬことを恐れる場合があるのだという。もしワクチン接種後に子供が死んでしまったら、子供にワクチンを受けさせたことがその親にとって多大なトラウマになってしまうというのである。カーネマンの著書で2つの思考プロセスに言及している。1つ目は、何か感情を揺さぶるような出来事が起きた時に働くような自動的で即座の思考プロセスである。2つ目は、おちついた意識的労力をともなう思考プロセスである。ワクチン接種の損得を考える時には一般的に2番目の思考プロセスが使われるが、ワクチンの副作用で子供を危険に晒すといった恐怖が1番目の思考法を促してしまうわけである<ref>[http://gothamist.com/2015/02/08/nobel_prize_winner_tries_to_explain.php Nobel Prize winner tries to explain why dumb parents don't vaccinate their kids]J. Chung, Gothamist, 8 Feb 2015 </ref>。統計的データよりも感情を揺さぶるような個々のケースに我々は強く反応しがちなのだとカーネマンは述べる。
 
ワクチン接種によって、重大な健康被害に見舞われるという根拠のない話が人民の間に広まって接種が手控えられることは近世でも度々起こっている。MMRワクチンによって自閉症になるという話や、A型肝炎・B型肝炎ワクチンによってマクロファージ性筋膜炎になるという話や、HPVワクチンによって記憶障害や痙攣がでるという話があったが、いずれも追加で実施された大規模臨床研究で関連が否定された。免疫力強化で感染症を回避する行為を感染を前提に考える事となり、モラルハザードとなりかねないと考える医師会もある
{{see also|ヒトパピローマウイルスワクチン}}