「全日空横浜サッカークラブ・ボイコット事件」の版間の差分

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== 処分 ==
[[3月25日]]、JSLは東京都[[千代田区]][[神田小川町]]にあるリーグ事務所に全日空監督の栗本監督岡村健吾部長代理の岡村健吾らを呼び出し、総務主事の[[森健児]]総務主事らが事情聴取を行った<ref name="毎日19860326">「全日空、短期出場停止処分か」『毎日新聞』1986年3月26日 14版 17面</ref>。この際、全日空側は事件を陳謝し、JSLのいかなる決定にも従う意志を表明<ref name="毎日19860326"/> すると共に、対外試合自粛や内部責任を追及する考えも明らかにした<ref name="毎日19860326"/>。
 
[[3月28日]]、JSLは全日空のボイコットに関与した6選手をリーグ事務所に呼び出し事情聴取を行った。6選手も関係者と同様に事件を陳謝し、JSLのいかなる決定にも従う意志を表明した<ref name="毎日19860329">{{Cite book|和書|chapter=全日空6選手が陳謝 サッカーボイコット|title=毎日新聞|volume=1986年3月29日 14版 17面}}</ref>。一方、JSLの規定には「選手の無断欠場」に関する条文が存在しないため<ref name="朝日19860329">{{Cite book|和書|chapter=全日空6選手から聴取 サッカーボイコット|title=朝日新聞|volume=1986年3月29日 14版 16面}}</ref>、双方からの聴取内容を[[長沼健]]が委員長を務めるJFA規律委員会に報告し、同委員会や理事会での協議の上で6選手の処分を決定する方針を固めた<ref name="朝日19860329"/>。