「ワンマン運転」の版間の差分

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乗降客が少ない区間、もしくは路線運賃体系上で整理券を発行しない第一区間以外で用いられるものである。前払い方式と整理券方式の後払いがある。
 
主に乗降口が一箇所しかない高速バスやそれに準じた車両(トップドア車)を用いる一般路線バスで用いられる。大都市部のバス事業者から譲り受けた2ドア車の後部ドアを半永久的に締め切り、事実上のトップドア車として前乗り前降り方式で使用する場合もある。そのほかに、[[関東自動車 (栃木県)|関東自動車]]をはじめとする栃木県内各社や[[箱根登山バス]]、[[会津乗合自動車]]、また沖縄県内各社など<ref>那覇バスの市外線車両、琉球バス交通のノンステップバス、沖縄バスのノンステップバス及び新車ワンステップバス、東運輸のバリアフリー対応の車両がこれに該当。</ref>では、後部ドアも開閉可能ではあるが通常は使わず(車椅子で乗降する場合のみ使用)、前乗り前降り方式で運行する路線がある。この場合、大部分の路線ではベビーカーは乗降する際、折りたたむ必要がある。かつて[[神奈川中央交通]]の多区間運賃制でも、この方式が採用されていたが、現在は後乗り前降りである<ref>[[神奈川中央交通]] お知らせ 2017年3月17日 3/21(火)から町田・多摩営業所管内で乗降方式変更(一部系統除く)</ref>。[[濃飛乗合自動車]]では飛騨地方の雪対策として採用している。大・中型車両の入口と出口が分かれている事業者であっても、小型車両においては以前のマイクロバスが構造上原則としてトップドアであるために前乗り前降りを採用している場合もある。
 
鉄道でも採用があり、[[北海道旅客鉄道|JR北海道]]はすべてこの方式である。改札業務を行っている駅ではホーム側の全ドアが開くが<ref>運転士が使用する携帯時刻表では全ドアが開扉する駅では停車場名(駅名)の横に丸印の「全」という赤文字の押印がされている。</ref>、朝晩の無人時間帯(窓口営業時間外)は無人駅と同様に前ドアのみが開く。[[九州旅客鉄道|JR九州]]では[[日豊本線]]の[[宗太郎駅]]で採用されている。