「加藤哲郎 (野球)」の版間の差分

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近鉄と巨人が対戦した[[1989年の日本シリーズ]]で、加藤は[[10月24日]]の第3戦([[東京ドーム]])に近鉄の先発投手として登板。挙式を控えた婚約者も観戦する中、6回1/3を3安打無失点に抑え[[勝利投手]]となり、近鉄は3連勝で日本一に王手をかけたが<ref>1989年10月25日日刊スポーツ2頁 この紙面でも「ロッテより…」との発言という記述は見当たらない。</ref>、試合後のヒーローインタビューで「'''えー…別にぃー、とりあえずフォアボールだけ出さなかったらね、まぁ、打たれそうな気しなかったんで。ええ、たいしたことなかったですね。シーズンの方がよっぽどしんどかったですからね、相手も強いし。'''」と発言、これが各種メディアにより「'''巨人は(パ・リーグ最下位の)ロッテより弱い'''」と要約され報じられた。
 
第4戦から巨人が3連勝し両チーム3勝3敗となり、加藤は優勝のかかった[[10月29日]]の最終第7戦([[藤井寺球場]])に再び先発したが、2回表に[[駒田徳広]]に先制のソロ本塁打を打たれ、この時駒田に「'''バーカ!'''」と近鉄ベンチに向かって叫ばれる<ref>[[週刊ベースボール]] 2013年1月21日号20頁、25頁</ref>など、3回3分の1を投げて3失点で降板。近鉄は試合に敗れ、悲願の日本一を逃した。しかし加藤は後に「[[お願い!ランキング]]」において駒田と対談した際に、「あのバカ発言は聞こえておらず、VTRを見て気付なかった」と駒田に述べており、「もし聞こえていたら次の打席で頭に死球を当てていたと思う」とも振り返っている。この発言には駒田も「もし聞こえたら(頭部に)ぶつけられるのも覚悟しようと思っていた」と発言している<ref>ライブドアニュース[http://news.livedoor.com/article/detail/8424199]、2015年3月14日閲覧</ref>。
 
近鉄球団は、球団50周年記念誌『感動の軌跡』で、加藤がロッテとの比較への言及については否定しているとし、「一選手の発言がシリーズを左右すると判断してはおかしい。(中略)それで勝負が決まるほど単純なものではないだろう」という見解を示している<ref>大阪近鉄バファローズ『感動の軌跡: 大阪近鉄バファローズ創立50年記念誌』 大阪近鉄バファローズ、2000年 ページ数 316</ref>。