「武蔵川部屋」の版間の差分

19802003年11月場所中に現役を引退して、以降は旧武蔵川部屋（2010年以降は[[出羽海藤島部屋]]の部屋）付き親方となっていた年寄・1415代[[武蔵川]]（元横綱・[[三重ノ海剛司武蔵丸光洋|三重ノ海武蔵丸]]）が、19812013年84月1日に出羽海力士2人と床山1人を連れて藤島部屋から分家独立する形で武蔵川部屋を創設再興した。5部屋の施設は2012年12月に閉鎖された[[中村部屋]]の建物を借り受けている。同年8月29日には17代[[出羽海雷 (相撲)|出羽ノ海雷]]（元横綱小結・[[常陸山谷右エ門垣添徹|常陸山垣添]]）の「不許分家独立」の不文律により長年にわたり分家独立を認めていなかった出羽海が藤島部屋からは、1919年に当時まだ現役力士であった横綱・[[栃木山守也|栃木山]]が5代出羽ノ海からの許可を受け移籍して[[春日野部屋]]を創設して以来、実に62年ぶりの円満独立付き親方となった。荒川区に構えていた当時の部屋の地下1階には当時の相撲部屋としては珍しくトレーニングルームが完備されていた<ref name="musabeya">ベースボールマガジン社『大相撲名門列伝シリーズ(1) 出羽海部屋・春日野部屋 』(2017年、B・B・MOOK)p32-33</ref>。

* 1931年に12代武蔵川（元幕下・鴨緑江）が当時の[[中川部屋]]の師匠である7代[[中川 (相撲)|中川]]（元幕内・鬼鹿毛）が亡くなった後に、残された弟子たちを引き取る形で武蔵川部屋を創設した。[[三熊山美夫|三熊山]]が幕内に昇進したものの、1933年に12代武蔵川は武蔵川部屋を閉鎖し、三熊山を含めた弟子は[[鏡山部屋]]へ移籍した。