「ゲンと不動明王」の版間の差分

編集の要約なし
 
== 解説 ==
児童文学作家の宮口しづえの初長編小説で1958年に[[坪田譲治]]の尽力により[[筑摩書房]]から刊行された。単行本としては短編集『ミノスケのスキー帽』に続いて2冊目の出版にあたる。[[木曽]]の山奥のセイカン寺の子どもであるゲンとイズミの兄妹愛を描いたは、1959年には第2回[[未明文学賞|小川未明文学賞]]奨励賞を受賞。ラジオ化やテレビ化など、さまざまなメディアを通して普及した。19611960年には東宝で映画化され、[[三船敏郎]]扮す続編にあた不動明王『山シーンを特撮監督の[[円谷英二]]が手がけ、ポ終バターの挿絵』、1964年には筑摩書房でさらにそ装幀、挿絵を担当し続編にあ[[朝倉摂]]る『ゲンとイズミ』起用出版された。
 
== ストーリー ==
ゲンとイズミの兄妹は、木曽の山奥のセイカン寺の子供である。病気で母親を失った2人は励ましあいながら明るく暮らしていたが、ゲンは隣村のクオン寺に預けられることになる。間もなく兄妹の父親にあたるセイカン寺の住職は後妻を迎え、イズミには新しい母さんができる。一方、ゲンは厳格なクオン寺のおばさんになじめず、意地を張ったり寂しさを募らせたりするが、床の間に飾られた不動明王さまが心の支えとなる。しかし、ハチの巣取りに失敗して怪我をしたことが引き金となり、友達といさかいを起こしたゲンは、ついにクオン寺を飛び出してしまう。この事件のあと、ゲンはセイカン寺に帰されるが、新しい母さんに素直に接することができない。そんなある日、ゲンの夢に不動明王様が現れる。明王様に促されたゲンは、初めて「かあさん」と呼ぶことが出来たのだった。
 
== 映画版 ==
}}
[[1961年]][[9月17日]]に公開された[[日本]]の[[特撮映画]]。製作は[[東宝撮影所]]。配給は[[東宝]]。[[モノクロ]]、[[東宝スコープ]]。上映時間は102分。同時上映は『[[アッちゃんのベビーギャング]]』。
[[三船敏郎]]扮する不動明王のシーンを特撮監督の[[円谷英二]]が手がけ、ポスターの挿絵には筑摩書房での装幀、挿絵を担当した[[朝倉摂]]が起用された。
 
2004年3月に[[日本映画専門チャンネル]]で初めてテレビ放送された<ref>{{Cite journal |和書|date=2004-05-01 |title=CS information |journal=[[宇宙船 (雑誌)|宇宙船]] |volume=Vol.112 |issue=(2004年5月号) |page=89 |publisher=[[朝日ソノラマ]] |id=雑誌コード:01843-05}}</ref>。
=== スタッフ ===
==== 本編 ====
匿名利用者