「共通安全保障防衛政策」の版間の差分
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2002年の欧州連合・北大西洋条約機構共同宣言において、協力関係の形として6つの原則が策定された。このなかでも危機管理活動は「相互に補強しあう」ものであり、すなわち実効的な協議・協力がなされ、また相互の対等な関係に基づき「意思決定の自主性と影響力」に対して十分に考慮し、「両機関に共通する必要な軍事力の結合と相互補強」を行っていくというものとされた。これらの協力関係は[[ベルリン・プラス合意]]を反映しているものである。つまり2003年3月以降は北大西洋条約機構が行動することを拒否した場合でも、欧州連合は北大西洋条約機構の組織や制度、資源を使って軍事行動を実行することができるようになった。さらに欧州連合・北大西洋条約機構間での情報共有についての合意が署名され、また欧州連合の連絡機関が[[欧州連合軍最高司令部]](SHAPE; 北大西洋条約機構の計画・活動における戦略的中枢)や[[ナポリ]]の統合部隊司令部に設置されている。
欧州連合の部隊と北大西洋条約機構との関係を表現する言葉に「分離可能だが一体のもの」(separable, but not separate) というものがしばしば使われることがある<ref>{{Cite web|date=2002-05-23|url=http://www.cdi.org/mrp/eu.cfm|title=The European Union's "HEADLINE GOAL" - Curent Status|publisher=Center for Defense Information|langiuage=English|accessdate=2008-10-18|archiveurl=https://web.archive.org/web/20120309000000/http://www.cdi.org/mrp/eu.cfm|archivedate=2012年3月9日|deadlinkdate=2017年9月}}</ref>。つまり同一の部隊と軍事力によりEU・NATO双方の行動の基礎を形成することになるが、それらは必要であれば欧州連合のために用いられることがあるというものである。また作戦に関しては優先権があり、北大西洋条約機構が行動を拒否する場合に限り欧州連合が行動の実施を決定することができる。
=== 欧州安全保障戦略 ===
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* [http://www.esdp-forum.eu ESDP-FORUM]
* [http://soc.kuleuven.be/iieb/eufp/ Online Resource Guide to EU Foreign Policy]
* [https://web.archive.org/web/20100813124320/http://paginas.pavconhecimento.pt/pessoais/dw/
* [http://www.securitycommunity.eu/ SecurityCommunity.eu]
* [http://www.esdpa-org.eu/esdp.html European Security and Defence Press Association - ESDPA]
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