「新極真会」の版間の差分

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|代表者 = [[緑健児]]
|活動地域 = 日本国内外
|主な事業 = [[フルコンタクト空手]]の普及と指導、青少年育成、国際交流、社会貢献等の実現
|郵便番号 = 〒162-0814
|事務所 = [[東京都]][[新宿区]][[新小川町]]9番20号<br />新小川町ビル2階
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== 概要 ==
2003年7月、NPO法人[[極真会館|国際空手道連盟 極真会館]](通称「緑派」)が名称を変更して誕生した<ref>[http://www.miyoshi-dojo.or.jp/shinkyokushinkai.html 新極真会、いざ出陣!]</ref>。総本部は[[東京都]][[新宿区]][[新小川町]]に置く。
 
「心極める」を理念に掲げ、「青少年育成」「社会貢献」「国際交流」を活動の柱と定める。
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[[大山倍達]]十段を創始者とし、第5回全世界空手道選手権大会王者の[[緑健児]]が代表理事を務める。
 
試合ルールは[[極真会館]]時代の[[極真会館#ルールと運営の変遷|ルール]]を受け継ぐ。主要大会は[[骨髄バンク]][[チャリティー]]として開催され大会会長は衆議院議員の[[野田聖子]]が務める。
 
新極真会は加盟国数をもって自らを世界最大の[[フルコンタクト空手]]団体としている。2016年9月末現在、94か国が加盟する<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=YJpILMdV-mQ 新極真会空手 会員募集!! SHINKYOKUSHINKAI KARATE]</ref>。
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=== 役員 ===
* 代表理事・[[緑健児]](第5回全世界大会優勝)
* 副代表理事・[[小林功]]
* 副代表理事・[[三好一男]]
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== 歴史 ==
=== 大山倍達の死去から名称変更まで ===
[[1994年]]([[平成]]6年)4月26日に[[極真会館]]創始者の大山倍達が死去し、[[松井章圭]]を館長とする新体制が発足したが、[[高木薫]]ら5人の支部長が遺族と共に大山の遺言に疑義を示して離脱したのをきっかけに(遺族派)、翌[[1995年]](平成7年)4月5日に国内支部長全48名のうち、35名の支部長が松井の解任に賛成した。35名は[[三瓶啓二]]を中心とした支部長協議会派を結成。同年には遺族派と合併し、[[大山智弥子]]を館長に擁立し、一時的に最大会派となった。実際の組織運営の長である代表理事には[[西田幸夫]]が就任したが、マスコミからは館長の名を取って大山派と呼称された。しかし同年に[[川畑幸一]]ら9人の支部長が[[松井館長]]に戻った。また、運営で高木がかつて福島支部創立で確執があった三瓶と再び対立し離れた。
 
[[1996年]]、1月26日に分裂後初の大会となる第6回全世界空手道選手権大会を[[横浜アリーナ]]で開催した。平行して第1回女子世界空手道選手権大会も行われた。同年には全日本女子空手道選手権大会も開催された。3月6日にのちの総本部となる国際武道センターを飯田橋にオープンした。
 
[[1997年]]、6月23日にIKO総会が開かれ、国際空手道連盟会長に[[西田幸夫]]が、副会長に三瓶啓二が就任した。この年に開催された第14回ウエイト制大会から、軽中量級と軽重量級を増設し5階級となったが、第17回大会から3階級に戻った。また、6月22日に体重別の世界大会である第1回カラテワールドカップを開催。当初から女子の部が設けられたが、第1回大会は軽量級、重量級のみであった。
 
[[1998年]]、智弥子が館長を辞め、代表理事に三瓶が、副代表に緑健児が就任した。国際理事であるIKO会長は西田が続投した。これ以降、緑の代表就任までの期間は「三瓶派」と呼称された。
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[[2001年]]、1月12日に[[東京ステーションホテル]]において当時国際空手道連盟会長だった七戸康博、理事の[[田畑繁]]、[[長谷川一幸]]、[[大石代悟]]らが「[[極真連合会]]」発足の記者会見を開く。
 
当初、NTT[[タウンページ]]への広告掲載に対する[[松井派]]の妨害へ派閥を超えて独自の裁判で対抗する有志のグループとしていたが、のちに上記の支部長の離脱により組織化した。第2回カラテワールドカップの開催直前だったこともあり、離脱支部長が抱える日本代表選手の出場資格は剥奪されなかった。七戸の離脱により国際空手道連盟会長に緑が就任した。6月23日にハンガリーのブダペストで日本国外での初の国際大会となる第2回カラテワールドカップを開催、これ以降、同大会は第3回以外は日本国外で開催される。
 
分裂以降、「我こそが極真会館」と主張していたが、商標権裁判に敗れ、名称変更を余儀なくされた。現在は[[極真会館松井派]]や[[全日本極真連合会]]等が名称を使用(→[[極真会館#分裂騒動]])。
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=== カラテドリームフェスティバル ===
2008年に始まった学生以下と壮年の全日本大会。毎年夏に東京体育館で開催される。幼稚園生を対象にした幼年の部から大学生を対象にした学生の部までを学年、体重で分けた若手のトーナメント、35歳以上を年齢、体重で分けた壮年のトーナメントを行う。また型のトーナメントも行われる(旧称:カラテドリームカップ)<ref>[http://www.shinkyokushinkai.co.jp/archive/karatedreamcup/ カラテドリームカップ]</ref>。
 
=== ブロック大会 ===
北海道、東北、関東、北陸、中部、関西、中国、四国、九州の各地で開催される上級者を対象にした大会(地域によっては初心者の部がある場合もある)。
 
=== 県大会 ===
全国各県で開催される中級者から上級者を対象にした大会(地域によっては初心者の部がある場合もある)。
 
=== 交流試合 ===
全国各県で開催される初心者から中級者を対象にした大会。
 
== 関連項目 ==
* [[全日本フルコンタクト空手道連盟]](JFKO)
* [[日本格闘競技連盟]](JMAGA)
 
== 脚注 ==