「青島幸男」の版間の差分

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[[1971年]][[3月29日]]、[[予算委員会]]の代表質問において、与党[[自由民主党 (日本)|自由民主党]]に対する[[財界]]からの[[政治献金]]の多さを批判する。首相の佐藤栄作を「もし理想的な[[政治資金規正法]]がつくられまして、これが厳密に運用されたら、自民党政府の存立はあり得ないでしょう。そのことはだれも知っておりますし、一番よく御存じなのは、佐藤さん、あなた御自身だと私は思います。だから、これは政治資金規正法の改正というのは私はできないと思います、あなたには。できもしないことを、やるのだやるのだとお約束になるから、ますます国民の不信を買うばかりであると私は信じます。(中略)[[資本主義]]国家なんですから、企業からお金を集めてそれを政治資金にするというのは、私は明らかにすればそれでいいと思うのです。できないならできないと明確におっしゃったほうが、一そうはっきりするのです。'''その代わり、政府はスポンサード・ガバメントであり、総理は財界の[[提灯|ちょうちん]]持ちで[[男娼|男メカケ]]である'''」と一刀両断し、大いに物議を醸した([[永六輔]]は、後年にこの発言を「あれは一種の媚び。ああいう媚び方というのがある。芸者がお座敷で権力者の禿頭を叩くのと同じで、あんなこと言われても総理は痛くも痒くもない。かえって喜んでる」と批判した)。
 
自民党は[[懲罰動議]]を出し、また同党の要求で、'''太字'''の箇所は国会会議録より削除された。しかし、青島懲罰の委員会決議は見送られた。青島によると、懲罰を決議するためには本会議で弁明の機会を与える必要があり、この弁明は時間無制限であったためではないかとしている<ref>[http://www.aoshimayukio.tv/toshiyuki/vol3/vol3.pdf 「青島幸男 参議院議員としての軌跡」第3回]{{リンク切れ|date=2017年9月}}</ref>。
 
[[1974年]]の[[第10回参議院議員通常選挙]]以降、候補者の青島自らが街頭演説などの選挙運動を一切しないという独自の選挙活動を行う。これは青島が超有名人気タレントであるからこそ可能な戦法であった。