「土下座」の版間の差分

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『誰も調べなかった日本文化史』(パオロ・マッツァリーノ著)では、謝罪や懇願の目的で庶民に広まったのは[[大正時代|大正]]後期以降と推測している(『[[大菩薩峠 (小説)|大菩薩峠]]』などの[[時代小説]]で江戸時代の圧政における庶民の土下座シーンが頻繁に登場した影響という考察)<ref>読売新聞、2015年4月21日夕刊2面「はじまり考」</ref>。
 
現代でも土下座を恥とする考え方が根強く残っているが、他方では、[[選挙]]の際の[[国会議員]]がマスメディアの面前で簡単に土下座を繰り広げる、あるいは[[不祥事]]や[[自己|大事故]]を起こした企業の経営者などがマスメディアの追求や国民の批判の前に土下座に追い込まれる光景が繰り返されているその影響からか、現在では土下座自体に謝罪というよりも「なりふり構わぬ自己保身の手段」という[[ネガティブ]]なイメージを抱く人が多くなった一面があり<ref>[httphttps://web.archive.org/web/20110930112809/http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110508/dst11050815410009-n1.htm 【甘口辛口】使い方次第で反感を買う土下座] - [[産経新聞社|MSN産経ニュース]] 2011年5月8日</ref>、土下座の使い方や使いどころ次第でかえって世間の反感や冷笑を買ってしまい、逆効果になってしまうケースも見られる様になっている。
 
[[アダルトビデオ]]の[[ナンパ]]物には、「土下座ナンパ」というジャンルもある(1990年代初頭には既に登場)。この場合でもそうだが、土下座される側が無視して立ち去ってしまい、土下座している側が置きざりとなることもある<ref>『[[謝男]]』第5話 ラッキースター</ref>。