「人事異動」の版間の差分

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== 概要 ==
{{出典の明記|date=2017年10月|section=1}}
 
組織には退職・採用による人の出入りがあるのは当然であるが、それ以外にも定期的または随時、組織内の年齢的・地位的アンバランスを解消するために、組織を構成する職員を適切な位置に配置し直すことが必要になる。
 
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その一方である[[不祥事]]について、全く関与していない現任者が責任を取る形で処分を受けるにもかかわらず、当事者である前任者に責任が及ばない事例も多く見られることから、頻繁かつ広範囲な異動は「責任の所在が曖昧になり、職務の専門性が薄れてしまう」という意見もある。この点からその職務に際して非常に高度な専門性が要求される場合は、退職などによる欠員があった場合の補充を除いて意図的に人事異動を行なわない場合もある。
 
例えば<!--総合-->[[病院]]の[[日本の看護師|看護師]]の場合、新人はまず[[内科学|一般内科]]で様々な年齢の[[患者]]・様々なレベルの[[病気|疾患]]の看護を経験してから、[[小児科学|小児科]]・[[外科学|外科]]・[[精神医学|精神科]]といった特殊な科に配属したり、外科が長かった看護師は今度はデリケートな仕事の多い精神科へ、といった形で看護師のオールラウンド的な経験・実務の蓄積のためにという配慮で人事異動をすることもある。大企業や官公庁でも将来の幹部を育てるために、他所の企業や[[官公庁]]への派遣・出向を含めて本人の現在の職種とは全く関係のない様々な部署を異動によって経験させるということは決して珍しくない。
 
しかし同じ病院の現場でも[[医師]]の場合は、外科医が[[加齢]]によって([[目]]が見えにくくなるなどの理由で)内科医へ転向する一部のケースを除けば担当する科の異動は殆どない。