「急性間欠性ポルフィリン症」の版間の差分
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'''急性間欠性ポルフィリン症'''(Acute intermittent porphyria)は、[[酸素]]と結びつく[[ヘモグロビン]]の補欠分子団の[[ヘム]]の合成に影響を与える稀な[[常染色体]][[優性遺伝]]<ref>{{cite journal |author=Whatley SD, Roberts AG, Llewellyn DH, Bennett CP, Garrett C, Elder GH |title=Non-erythroid form of acute intermittent porphyria caused by promoter and frameshift mutations distant from the coding sequence of exon 1 of the HMBS gene |journal=Hum. Genet. |volume=107 |issue=3 |pages=243–8 |year=2000 |pmid=11071386 |doi=
==疾病のメカニズム==
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==治療==
回復を手助けするために[[グルコース]]10%液のような炭水化物の輸液が推奨される。もし薬剤が発作の引き金になったのなら、原因物質の服用を中止することが重要である。[[感染症]]が発作の一番多い原因であり、様々な治療が求められる。痛みは激烈で耐えられるレベルまで軽減するために[[鎮痛薬]]が往々に必要となってくる。その激烈さゆえに可能な限り早く痛みの医学的な治療が必要である。[[悪心]]が起こり、[[フェノチアジン]]薬剤が処置されるが、時には対応しきれない場合がある。時には、熱い風呂やシャワーが悪心を軽減する場合があるが、[[火傷]]や転倒のリスクもある<ref>*American Porphyria Foundation. [http://www.porphyriafoundation.com/about_por/types/types01.html "About Porphyria: Acute Intermittent Porhyria"] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20080425202934/http://www.porphyriafoundation.com/about_por/types/types01.html |date=2008年4月25日 }}, 2007,</ref>。
[[ヘマチン]]及びアルギニン酸ヘムは、米国及び英国それぞれでの急性ポルフィリン症の処方薬である。より効果を引き出すためにこれらの薬剤は発作の際にごく初期に投与される必要がある。薬効は人によって異なる。これらの薬剤は治療薬ではないが、発作の期間を短くしたり、発作を緩和することができる。[[副作用]]は稀であるが、重篤な場合もありうる。これらの[[ヘム]]に似た物質は、理論的には[[アミノレブリン酸合成酵素]]を阻害し、それゆえ有毒な前駆物質の蓄積を阻害する。
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