「東京モノレール羽田空港線」の版間の差分
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2002年1月、親会社のJR東日本が長期計画として東京モノレールを浜松町(新駅)より新橋に延長する計画を発表、[[日本経済新聞]]に掲載された。路線の用地取得問題に関してはJR線上空を使用することで目処がついている。ただし、新橋駅の設置場所や、途中駅を設けるかについては明らかにされていない。駅用地は[[ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線|ゆりかもめ]]新橋駅付近などが候補に挙がっている。また、新橋への延伸工事の着工は羽田空港国際線ビル駅の建設と浜松町駅の拡張工事が完了してからになる予定である<ref>出典:日本経済新聞 2002年1月18日</ref>。
2010年9月には、新橋駅もしくは東京駅に延伸するため本格的な検討に入ったと、[[東京新聞]]が報じている。延伸が検討された理由は、浜松町駅に乗り入れている路線が限られており、JRと東京モノレールを利用して成田空港から羽田空港に移動すると乗り換えが2回必要であるため、競合する他の交通機関に劣ることである。東京駅に延伸した場合、[[成田エクスプレス]]と直接乗り換えが可能となり、新橋駅延伸でも同駅を成田エクスプレス停車駅に変更することで、いずれの場合も乗り換えが1回で済み、移動時間が短縮される。東京駅に延伸した場合、試算では1,000億円超かかり、新橋駅の場合では駅建設を除く費用は1/3に、工期も早ければ数年程度で完成できるとしている<ref>{{cite news
2013年2月のJR東日本の社長定例会見で、浜松町駅西口周辺開発に合わせて、JRとモノレールを対象とする駅全体の改築を計画していることを明らかにしたが、モノレールの東京駅への延伸構想については、工期やコストなどの観点から、現時点での事業化は難しいとの考えを示した。しかし、引き続き検討を進めていきたいとしている。
一方で、2013年11月には、JR東日本が[[田町駅]]から休止中の東海道貨物線を活用して羽田空港へ向かう鉄道路線([[羽田空港アクセス線]])について整備の検討に入ったと報じられた<ref>{{Cite web|url=http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131109/t10015924461000.html|title=JR 都心と羽田結ぶ新路線整備検討|work=NHKニュース|date=2013-11-09|archiveurl=
2014年1月の[[産経新聞]]インタビューによれば、JR東日本社長の[[冨田哲郎]]は「日本経済、東京という都市にとって、重要なルートになる」と述べている<ref name="sankei20140110" />。また、冨田は競合することになる東京モノレールを新路線開業後も存続させる考えを示している<ref name="sankei20140110">[http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140110/biz14011008040002-n1.htm JR東が北関東と羽田空港を直結 冨田社長、新線乗り入れ構想表明] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20140925195124/http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140110/biz14011008040002-n1.htm |date=2014年9月25日 }} - 産経新聞、2014年1月10日</ref>。
これに対し東京モノレールは、進行する浜松町駅周辺の再開発に合わせてJR山手線や地下鉄大江戸線などとの乗り換えをよりスムーズにする他、2014年1月の[[毎日新聞]]インタビューで東京モノレール社長の中村弘之は、「将来的にはモノレールを東京駅まで延伸する夢」があり「24時間運行の可能性も見えてくる」と生き残りに向けた課題を述べている<ref name="j-cast20140202" /><ref>[http://mainichi.jp/shimen/news/20140120ddm008020193000c.html インタビュー・最前線:東京モノレール・中村弘之社長] - 毎日新聞、2014年1月20日</ref>。
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