削除された内容 追加された内容
出典の明記テンプレート他
14行目:
 
== 餓鬼の種類 ==
{{出典の明記|section=1|date=2017-10}}
餓鬼の種類はいくつかある。
 
{{要出典範囲|「阿毘達磨順正理論」31は、3種×3種で計9種の餓鬼がいると説く。|date=2017-10}}
# 無財餓鬼、一切の飲食ができない餓鬼。飲食しようとするも炎などになり、常に貪欲に飢えている。唯一、施餓鬼供養されたものだけは食することができるといわれる。
# 少財餓鬼、ごく僅かな飲食だけができる餓鬼。人間の糞尿や嘔吐物、屍など、不浄なものを飲食することができるといわれる。
22 ⟶ 23行目:
{{Quotation|{{要出典範囲|「一に無財鬼、二に少財鬼、三に多財鬼なり。この三(種)にまた各々三(種)あり。無財鬼の三は、一に炬口鬼、二に鍼口鬼、三に臭口鬼なり。少財鬼の三は、一に鍼毛鬼(その毛は針の如く以て自ら制し他を刺すなり)、二に臭毛鬼、三に癭鬼なり。多財鬼の三は、一に希祠鬼(常に社祠の中にありその食物を希うなり)、二に希棄鬼(常に人の棄つるを希うて之を食すなり)、三に大勢鬼(大勢大福、天の如きなり)」|date=2017-07}}}}
 
{{要出典範囲|「正法念処経」では36種類の餓鬼がいると説かれている。|date=2017-10}}
#{{読み仮名|鑊身|かくしん}}、私利私欲で動物を殺し、少しも悔いなかった者がなる。眼と口がなく、身体は人間の二倍ほども大きい。手足が非常に細く、常に火の中で焼かれている。
#{{読み仮名|針口|しんこう}}、貪欲や物惜しみの心から、布施をすることもなく、困っている人に衣食を施すこともなく、仏法を信じることもなかった者がなる。口は針穴の如くであるが腹は大山のように膨れている。食べたものが炎になって吹き出す。蚊や蜂などの毒虫にたかられ、常に火で焼かれている。