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'''モロコシ'''(蜀黍、唐黍、学名 ''Sorghum bicolor'')は、[[イネ科]]の[[一年生植物|一年草]]のC4[[植物]]・[[穀物]]。熱帯アフリカ原産。'''ソルガム'''とも呼ぶ。また、中国での呼称である'''コーリャン(高粱)'''ともかつては呼ばれた。沖縄では'''トーナチン'''と呼ばれる。穀物としての生産面積では[[コムギ]]、[[イネ]]、[[トウモロコシ]]、[[オオムギ]]に次いで世界第5位である。[[熱帯]]、[[亜熱帯]]の作物で乾燥に強く、イネ、コムギなどが育たない地域でも成長する。
 
== 特徴 ==
 
日本には15世紀ごろ中国を経由して伝来し、五穀([[キビ]])の一種としてモロコシ、タカキビ(高黍)という名前での食用栽培のほか、サトウモロコシ、トウキビ([[トウモロコシ]]を意味することもある)、ロゾク(蘆粟)という名で、糖汁採取目的の栽培も行われてきた<ref>[https://archive.is/20120907215606/http://www.pref.nagano.lg.jp/xnousei/tikusi/outline/outlines.htm ソルガムの紹介(長野県畜産試験場)]</ref>。
沖縄では伝統野菜として、紅芋などとともに餅に入れて[[ムーチー]]にするなどして利用される<ref>[https://ryukyushimpo.jp/news/prentry-215716.html 伝統野菜で食品開発 奥武産トーナチン使い3品]</ref>。
 
飼料用途も多いが、21世紀に入っても依然として食用として栽培されている国は多い。穀物として食べた時は[[ソバ]]に似た食感があり、北アフリカでは[[クスクス]]や[[粥]]の、[[インド]]ではチャパティなどの[[フラットブレッド]]の材料として使われる<ref>ビル・ローズ著 柴田譲治訳『図説:世界史を変えた50の植物』 原書房、2012年、p224</ref>。[[ひき肉]]のような弾力とコクがあるので「たかきび[[ハンバーグ]]」などとして主食の材料にも使われるほか、アメリカ合衆国南部では、濃褐色の[[シロップ]]が作られ、[[ビスケット#米国のビスケット|ビスケット]]につけて食べられる。[[南部アフリカ]]では[[ビール]]の醸造に使われる。