「技術的特異点」の版間の差分

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現在用いられている意味において、技術的特異点の意味するものは、[[レイ・カーツワイル]]によれば、「100兆の極端に遅い結合([[シナプス]])しかない人間の[[脳]]の限界を、人間と機械が統合された[[文明]]によって超越する」瞬間のことである<ref name=":0">レイ・カーツワイル, ポスト・ヒューマン誕生 - コンピュータが人類の知性を超えるとき, NHK出版, pp33, 2007.</ref>。同じくレイ・カーツワイルが提唱する、進化の6つのエポックにおけるエポック5とも同義である<ref name=":0" />。[[コンピュータ|電子計算機]]の[[発明]]以前から同様の主張は行われていたが、[[2005年]]に[[レイ・カーツワイル]]が発表した、''The Singularity Is Near: When Humans Transcend Biology(和書:[[ポストヒューマン (人類進化)|ポスト・ヒューマン]]誕生 コンピュータが人類の知性を超えるとき)において、宇宙の歴史、生命の歴史、[[テクノロジー史|科学技術の歴史]]に基づく、多角的で長大な[[論証]]が行われ、初めて明確化''された。[[未来研究]]においては、[[人類]]により発明された[[科学技術]]の歴史から[[推測]]されうる、未来モデルの適用限界点と定義されている。
 
一般人からは未だに誤解されていることが多いが、[[2045年]]は「汎用人工知能(AGI)が[[人類]]史上初めて出現する年」あるいは「汎用人工知能(AGI)が人類史上初めて人間よりも賢くなる年」ではない。レイ・カーツワイルは、そのような出来事は[[2029年]]頃に起きると予測している。レイ・カーツワイルは、[[2045年]]頃には、1000ドルのコンピューターの演算能力がおよそ10[[ペタ]][[FLOPS]]の人間の脳の100億倍にもなり、技術的特異点に至る知能の土台が十分に生まれているだろうと予測しており、この時期に人間の能力と社会が根底から覆り変容すると予想している<ref name=":1" />。レイ・カーツワイルは、[[人類の進化]]として最も理想的な形で技術的特異点を迎える場合、[[GNR革命]]の進行により、人類の知性が機械の知性と完全に融合し、人類が[[ポストヒューマン (人類進化)|ポスト・ヒューマン]]に進化すると予測している。
ただし、[[平木敬]]の予測によれば人間の脳の処理能力は[[ゼタ]]FLOPS級である<ref>https://www.youtube.com/watch?v=ok-3jrUftK0</ref>。
 
<!-- その後、レイ・カーツワイルは、特異点論者として2017年3月10日から2017年3月19日にかけて米国テキサス州で開催されたSXSW Conferenceに登壇した。その議論の中で、技術開発の進捗が2005年当時の予測より早くなっているとして、技術的特異点の到来が2029年に早まるとの見方を示した。 <ref>http://tocana.jp/2017/03/post_12665_entry.html</ref> {{出典無効|date=2017年7月}}その際、人間の論理的思考を司る大脳新皮質を人為的に拡張することで、人類がポスト・ヒューマンに進化するというシナリオを提示している。-->
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