「小松政夫」の版間の差分

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*独立後、植木と同席した仕事でお得意の『淀川長治の物真似』を披露した際に「私、いっつもこればっかりですねえ」と自虐的に言ったところ、出番が終わった途端に植木から舞台袖に呼ばれ「'''これは君が苦労して作り上げた芸だろう!'''それを“こればっかり”なんて言うことはない。自信を持ってやりなさい」と説教された。
*小松が渡辺プロから独立する際、渡辺プロ関係者には「もし(小松を)邪魔したり嫌がらせしたりするようなことがあれば、俺が黙っちゃいないぞ」と釘を刺し、小松には「何かあったら、いつでも俺のところに相談に来いよ」とその背中を押して快く送り出した。
*小松の人気が爆発していた当時、一方で人気に陰りがみえて仕事が激減した植木を心配して自宅を訪ねたところ、逆に「最近はヒマでテレビばかり見てるんだ。お前の活躍を見てパワーをもらっているんだ。オレももう一花咲かせないといけないな」と優しい一言を掛けられ、小松はトイレに駆け込んでひとり泣いた<ref>その後植木は映画「[[新・喜びも悲しみも幾歳月]]」への出演を機に個性派脇役として活路を見出し、平成期に入ってから「[[スーダラ伝説]]」のヒットなどにより再ブレイクすることになる。</ref>」と優しい一言を掛けられ、小松はトイレに駆け込んでひとり泣いた
など、芸には厳しいがその一方では立場に関係なく真摯に向き合い、なおかつ面倒見が良くて優しく温かい植木の人柄ぶりをインタビューや著書で語っている。