「りんご並木 (飯田市)」の版間の差分
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[[ファイル:Apple Trees Street, Iida.jpg|thumb|りんご並木(2012年5月)]]
'''りんご並木'''(りんごなみき)とは、[[長野県]][[飯田市]]内の中央にある大通りに
== 概要 ==
並木通りは全体で
[[1999年]](平成11年)には並木全体が大きな公園として整備された<ref name="iis"/>。これ以降、犬の散歩をする人や水遊びをする子どもなどが増え、[[生活道路]]として定着していった<ref name="tj">粂原(2004):70ページ</ref>。地元住民らの管理によってりんご並木は守り継がれ、2001年(平成13年)に「美しい信州の景観づくり功労賞」を受賞するなど{{sfn|「日本の道100選」研究会|2002|pp=86-87}}、高い評価を受けている。
また並木通りは、大火の教訓から町の[[防火帯]]としても機能するように考慮されている。市街地の8割を焼き尽した飯田の大火後に飯田市中心街は二本の
=== 路線データ ===
* 路線名:飯田市道1-1号線(りんご並木大宮線){{sfn|「日本の道100選」研究会|2002|p=87}}
* 区間:飯田市諏訪町 - 同市扇町(約1.
== 歴史 ==
飯田市は[[1947年]]([[昭和]]22年)に、市街地の約4分の3を焼き尽くす[[飯田大火]]に見舞われ、復興時に市街地の防火帯としての機能を兼ね備えた、飯田市諏訪町(大宮神社前) - 扇町(市営動物園前)の区間に、延長
その後、同中学校緑化部(現・並木委員会)の生徒たちを中心に、りんごの苗木は大切に育てられ、初夏には白い花をつけ、夏から秋にかけてリンゴの果実が実るようになり、生徒たちの手で収穫されて、市内の各施設へ「愛の贈り物」として届けられるようになった{{sfn|「日本の道100選」研究会|2002|pp=86-87}}。しかし、最初に植えられてから半世紀以上がたち、1960年代から[[モータリゼーション]]が
この再整備によって、りんご並木を継承しつつ歩道と車道の区分けをなくし、公園のような道路へと生まれ変わり、りんご並木の北側に延長約
[[2001年]]([[平成]]13年)には、りんご並木沿いに[[都市再開発|再開発]]ビル「トップヒルズ本町」が完成した<ref name="tj"/>。トップヒルズ本町は、まちなか居住を推進するビルであり、上層階に居住機能を、下層階に商業や市役所機能を配置した<ref name="tj"/>。続いて[[2002年]](平成14年)に高齢者向けアパート「アシストホームりんご」が設立され、[[2004年]](平成16年)には「トップヒルズ第二」の建設が始まった<ref name="tj"/>。これら一連の事業には[[第三セクター]]かつ[[TMO]]の株式会社飯田まちづくりカンパニー(まちカン)が関与している<ref name="tj"/>。
=== 年表 ===
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* 1984年(昭和59年)4月11日 - [[吉川英治文化賞]]受賞。
* 1984年(昭和59年)6月1日 - [[内閣総理大臣賞]]受賞伝達式。
* 1986年(昭和61年)8月10日 - 「[[日本の道100選]]」に選ばれる{{sfn|「日本の道100選」研究会|2002|p=9}}。県内からは[[小県郡]]の[[海野宿]]と合わせ2
* 1987年(昭和62年)11月16日 - 「[[ケントの花|ニュートンのりんご]]」の木、植樹。
* 1994年(平成6年)10月30日 - りんご並木40周年記念式典を実施する
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== 関連項目 ==
{{Commonscat}}
*
* [[日本の消防]]
* [[防火帯]]
71行目:
* [[火除地]]
* [[リンゴ並木 (札幌市)]]
== 外部リンク ==
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