「三好京三」の版間の差分

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三好は数多くの教育論を刊行したが、上記スキャンダル事件以後は少ない。小説には自身の[[教員]]体験や[[東北地方]]に題材を採った作品が多く、[[1987年]](昭和62年)に刊行された『遠野夢詩人』は、『[[遠野物語]]([[柳田國男]])』の話者、[[佐々木喜善]](佐々木鏡石)を題材にしている。また、[[奥州藤原氏]]を題材にしたものなど、[[平安時代|平安]]-[[鎌倉時代|鎌倉]]期を舞台にした[[歴史小説]]も多い。
 
[[胆江日日新聞]]ほか地元新聞の論説においては、地域に根ざす文化から日本の社会や世相を逆射するスタンスを得意とした。
 
死去まで岩手県に在住し続け、「前沢語」と自身が呼ぶ方言を話し、[[東北弁]]の研究者としても知られた。[[2007年]](平成19年)[[3月]]下旬、入浴中に倒れ、[[奥州市]]内の病院に緊急入院。意識を回復せぬまま、同年[[5月11日]]、[[脳梗塞]]により死去。享年76。