「十階のモスキート」の版間の差分

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== 概要 ==
[[警察庁広域重要指定115号事件|京都府警・西陣署の元巡査部長・広田雅晴のによる連続射殺事件]]をヒントに、ロックシンガーの[[内田裕也]]が『[[水のないプール]]』に続いて企画を担当した。脚本は内田と[[崔洋一]]の共同執筆で崔の監督デビュー作となる。撮影は『あんねの日記』の森勝。妻に離婚された現職の警察官が転落する過程を描く。ロケは[[千葉県]][[君津市]]他で行われた。
タイトルの由来は、「ある時ふっと気が付くと、壁にモスキート(蚊)をつぶした小さな血痕が付いていた。自分の血なんですけどね。僕はロックンロールのナントカなんて呼ばれてるけど、現実には、大きな宇宙の中のちっぽけなモスキートみたいなものにすぎない───、でも人は刺せるよ、というふうな、それがテーマなんです。」<ref>「十階のモスキート」映画パンフレットより</ref>