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'''スケルツォ'''(scherzo)は、[[楽曲]]の区分に用いられる名前のひとつ。[[イタリア語]]で「[[ジョーク|冗談]]」を意味し、語源的にはふざけた音楽を指すが、その意味あいは形骸化していった。'''諧謔曲'''(かいぎゃくきょく)。
 
スケルツォは、[[メヌエット]]に代わって多楽章形式の器楽作品に組み込まれるようになり、[[室内楽曲]]に[[フランツ・ヨーゼフ・ハイドン|ハイドン]]が導入したり、器楽[[ソナタ]]や[[交響曲]]に[[ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン|ベートーヴェン]]が導入したのをきっかけに、頻繁に用いられるようになった。
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*[[フレデリック・ショパン|ショパン]] - 4曲のスケルツォ([[スケルツォ第1番 (ショパン)|Op.20]], [[スケルツォ第2番 (ショパン)|Op.31]], [[スケルツォ第3番 (ショパン)|Op.39]], [[スケルツォ第4番 (ショパン)|Op.54]])
*:ベートーヴェンのものとは異なり独立した作品群。内容が深刻な点はスケルツォとして共通しているが、時に凶暴なまでの激情が発露されている。ショパン自身は温和でありこうした一面を顕わにしなかったといわれるが、[[ロベルト・シューマン|シューマン]]に「冗談」でこれなら「真面目」はどうなるのかと評されている。
*:このほか、ピアノソナタ[[ピアノソナタ第2番_ (ショパン)|第2番]]、[[ピアノソナタ第3番_ (ショパン)|第3番]]、[[チェロソナタ_ (ショパン)|チェロソナタ]]の第2楽章にもスケルツォがおかれている。
*[[フランツ・リスト|リスト]] - [[スケルツォとマーチ]]S.177
*[[シャルル=ヴァランタン・アルカン|アルカン]] - 悪魔的スケルツォ Op.39-3
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*[[アントン・ブルックナー|ブルックナー]] - 全ての交響曲にスケルツォ楽章がある。
*[[グスタフ・マーラー|マーラー]] - 1、2、4、5、6、7、10番の交響曲にスケルツォ楽章がある他、3、9番の交響曲にもスケルツォ的性質の楽章がある。
 
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[[Category:楽式]]
[[Category:イタリア語の語句]]
 
 
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