「能見正比古」の版間の差分
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このため、血液型で性格がわかるのは「4分の1」というのが彼の持論であった。血液型は先天的なものだから、先天的と後天的でそれぞれ半々となり、その半分の中でも野菜の個性で更に半分になるから、1/2×1/2=1/4ということになる。
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彼は統計データも分析していた。当時の著書には、相撲、プロ野球、陸上競技のようスポーツ選手のデータから、政治家の血液型、あるいは芸能界までとさまざな分野にまたがっている。また、読者や講演会の参加者などを対象にしたアンケート調査も頻繁に実施している。独自の人間分析にこれらの統計データを加味して様々な著書が執筆された。一例をあげると、夫と妻との関係について調べた『血液型愛情学』、陸上スポーツ選手を血液型で分析した『血液型スポーツ学』、国会議員や地方の首長について書いた『血液型政治学』などである。例えば、戦後の首相はO型17人と最も人数が多い。また、日韓プロ野球三部門獲得者の各国血液型平均に対する比率では、両国ともO型とB型が平均を上回っている。
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