「グルクロン酸」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
57行目:
 
== UDP-グルクロン酸 ==
{{main|ウリジン二リン酸グルクロン酸}}
[[グルクロン酸抱合]]には中間体として [[UDP-グルクロン酸]]が使用される。UDP-グルクロン酸はすべての動物において[[肝臓]]で合成される。
 
毒物へのグルクロン酸の結合は [[グルクロン酸転移酵素|UDP-グルクロン酸転移酵素]] (UDP-glucuronyltransferase) によって触媒される。この酵素は[[心臓]]、[[腎臓]]、[[副腎]]、[[脾臓]]、[[胸腺]]、その他主要な体内器官で見つかる。新生児期や[[遺伝子的多型]]などでこの酵素の働きが低下すると[[黄疸]]などの症状を呈することがある。
 
UDP-グルクロン酸はまた、[[多糖類]]へのグルクロン酸供給源であり、また、[[アスコルビン酸]]の生合成中間体でもある([[霊長類]]および[[モルモット]]は除く)。