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=== 古代における語義・用法 ===
「帰化」という語句の本来の意味は、「[[君主]]の[[徳]]に教化・感化されて、そのもとに服して従うこと」([[後漢書]]童恢伝)で、歴史学的な定義としては、以下のものがある<ref>[[平野邦雄]]『帰化人と古代国家』吉川弘文館、2007年、pp.1-10</ref>。
# [[化外の地|化外(けがい)]]の国々から、その国の王の[[徳治主義|徳治]]を慕い、自ら王法の圏内に投じ、王化に帰附すること
# その国の王も、一定の政治的意思にもとづいて、これを受け入れ、衣料供給・国郡安置・編貫戸籍という内民化の手続きを経て、その国の礼・法の秩序に帰属させる一連の行為ないし現象のこと
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