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*『[[座頭市]]』シリーズや『[[兵隊やくざ]]』シリーズ、『[[悪名]]』シリーズ、『[[顔役 (1971年の映画)]]』『[[警視-K]]』などで知られる日本を代表する映画スターであり[[歌手]]、[[映画監督]]、[[映画プロデューサー]]でもある[[勝新太郎]]。[[春日太一]]の勝に関しての著書によれば、勝が絶賛している黒澤明『[[七人の侍]]』や『[[用心棒]]』、[[ジャン・ギャバン]]主演の名作や[[ヌーヴェル・ヴァーグ]]の名作の[[フランソワ・トリュフォー]]作品や[[ルイ・マル]]『[[死刑台のエレベーター]]』[[ジャン=リュック・ゴダール]]『[[勝手にしやがれ (映画)|勝手にしやがれ]]』に[[パトリス・ルコント]]『[[他人のそら似]]』などの[[フランス映画]]の名作、[[クラーク・ゲーブル]]や[[タイロン・パワー]]、[[シャルル・ボワイエ]]、[[長谷川一夫]]、[[上原謙]]、『[[エデンの東 (映画)|エデンの東]]』『[[理由なき反抗]]』『[[ジャイアンツ (映画)|ジャイアンツ]]』の[[ジェームズ・ディーン]]などの各国の二枚目スター主演の名作、[[溝口健二]]『[[新・平家物語 (映画)|新・平家物語]]』[[市川崑|市川昆]]『[[炎上 (映画)|炎上]]』『[[ぼんち (小説)|ぼんち]]』[[吉村公三郎]]『[[大阪物語]]』[[衣笠貞之助]]作品、[[斎藤耕一]]『[[津軽じょんがら節]]』[[ウィリアム・フリードキン]]『[[フレンチ・コネクション]]』等と共に、勝も本作『[[ゲッタウェイ]]』を絶賛している<ref>[[春日太一]]『天才 [[勝新太郎]]』文春新書、2010年1月。37p-38p、43p、47p-48p、113p-114p、136p-137p、140p、222p、233p、284p</ref>。
*毒舌で知られる[[井筒和幸]]が絶賛している作品であり、ラジオ番組『[[ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル]]』の企画で[[高村薫]]原作の監督作『[[黄金を抱いて翔べ]]』に影響を与えた犯罪映画の名作として、本作や[[ドン・シーゲル]]『[[突破口!]]』[[ジャック・ベッケル]]『[[現金に手を出すな]]』[[ウォルター・ヒル]]『[[ザ・ドライバー]]』[[ダリル・デューク]]『[[サイレント・パートナー]]』を挙げており、とりわけシーゲル『[[突破口!]]』と本作『ゲッタウェイ』を「今も年に2,3回は見ますね」と発言<Ref>[[ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル]]「<映画駄話 〜ザ・プレミアム〜> 井筒和幸 監督の<犯罪映画>大好き!」https://www.tbsradio.jp/utamaru/2012/10/24/</Ref>。また井筒は2015年に日本で劇場公開された『[[サム・ペキンパー 情熱と美学]]』に寄せたコメントで「『ゲッタウェイ』で生きる気力が湧いたのは二十歳になってすぐの頃」「彼はハリウッドの無頼漢だ。とりわけ、主演がマックイーンの『ゲッタウェイ』は僕の青春にとって格別だ。反骨の鬼才が孤高のスターと二人で作り上げた“ならず者”の真骨頂の世界は、死ぬまで忘れないだろう。」と発言している<ref>https://www.facebook.com/peckinpah9/posts/931544540224742</ref>。
*『[[キネマ旬報]] 1999年10月上旬特別号 NO.1293映画人が選ぶオールタイムベスト100(外国映画篇)』「[[キネマ旬報]]1999年10月下旬号NO.1294映画人が選んだオールタイムベスト100(日本映画篇)』のアンケートで[[脚本家]]の[[野沢尚]]は邦画では『[[砂の器]]』や[[降旗康男]]『[[駅 STATION]]』など、洋画では[[ドン・シーゲル]]『[[ダーティハリー]]』や[[ロナルド・ニーム]]『[[ポセイドン・アドベンチャー]]』[[ウィリアム・フリードキン]]『[[エクソシスト]]』[[シドニー・ルメット]]『[[狼たちの午後]]』[[アーサー・ペン]]『[[俺たちに明日はない]]』[[ジョゼ・ジョヴァンニ]]『[[暗黒街のふたり]]』と共にペキンパー『[[わらの犬]]』と本作『ゲッタウェイ』を選んだ。
*[[映画評論家]]としても活躍する[[ミュージシャン]]、[[作家]]の[[中原昌也]]はペキンパーの大ファンで知られている。『[[映画秘宝]]』の2016年のベスト作品・ワースト作品を決める号で[[新海誠]]『[[君の名は。]]』をワースト作品3に選び「夜通し飲んでいた友達がチケット代奢るからと一緒に観に行ったのだが、[[シネコン]]の隣のスクリーンで『ゲッタウェイ』を上映していると知って死ぬほど後悔した、ラットなんとかの耳障りな主題歌も許しがたい。映画の内容についてはノーコメント。寝てしまったので語りようがない」と[[井筒和幸]]<ref>http://www.asagei.com/excerpt/73126 井筒監督×[[マツコ・デラックス]]「ドアホちゃうか、ニッポン!」スペシャル対談(2)アニメは“日本人の顔”が1つもない アサ芸プラス </ref>と同じく『[[君の名は。]]』は未見であるが『[[君の名は。]]』を批判し、隣のスクリーンで上映していたペキンパー&マックイーンの本作『ゲッタウェイ』を見たかったと発言<ref>『[[映画秘宝]]』2017年3月号97p</ref>。