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Hiraki r (会話 | 投稿記録)
→‎気体: 音速へ影響を与える変数は気体定数ではなく気体の分子量
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[[File:Marin mersenne.jpg|thumb|180px|マラン・メルセンヌ]]
 
1627年、[[フランシス・ベーコン (哲学者)|フランシス・ベーコン]]は著書『森の森』の中で、音速を測定する方法について書いた。寺院の尖塔にろうそくを持った人を立たせ、ろうそくの前にヴェールを置く。そして、鐘を打つと同時にヴェールを取り除かせる。観測する人は尖塔から1マイル離れた野原にいて、ろうそくの光が見えた時間と鐘の音が聴こえた時間の差を、自分の脈拍を使って測る<ref name="hunt134-135">[[#ハント(1984)|ハント(1984)]] pp.134-135</ref><ref>[[#西條(2001)|西條(2001)]] pp.85-86</ref>。
 
ただしベーコンは自分ではこの方法を試していない<ref name="hunt134-135"/>。音速を初めて測定した人物として名前が挙げられるのは、[[ピエール・ガッサンディ]]あるいは[[マラン・メルセンヌ]]である。