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;{{Anchor|坂本 竜太|坂本 竜太}}(さかもと りょうた)
: [[声優|声]] - [[本郷奏多]]
: 本作の[[主人公]]。男性、22歳、B型、無職、東京在住。初期BIMタイプはタイマータイプ<ref>1巻第2話61項。</ref>。身長176センチメートル。
: 本作の主人公。男性、22歳、B型、無職、東京在住。初期BIMタイプはタイマータイプ<ref>1巻第2話61項。</ref>。身長176センチメートル。典型的[[ニート]]であり、自室に閉じこもってオンラインゲームをプレイしてばかりいる[[ゲーム依存症|ネットゲーム廃人]]。コンビニ帰りに突如見知らぬ男たちに連行されて南海の孤島に放り出され、爆弾を使ったサバイバルゲームを強要されることになった。ゲームの腕は天才的で、いくつものゲームでワールドレコードを叩き出している<ref name="vol04tale024">4巻第24話。</ref>、ネットゲーム「BTOOOM!」でも四つ星プレイヤーで日本人唯一の世界トップ10ランカーだった<ref name="vol01tale001">1巻第1話。</ref><ref>2巻第12話。</ref>。殺人ゲーム参加時、着ていた服の下に「BTOOOM!」の公式Tシャツを着用していた。
: 典型的な[[ニート]]。自室に閉じこもり、オンラインゲームをプレイしてばかりいる[[ゲーム依存症|ネットゲーム廃人]]。コンビニ帰りに突如、見知らぬ男たちに連行されて南海の孤島に放り出され、爆弾を使ったサバイバルゲームを強要されることになった。
: 小さいころ学生の頃よりも優れた並み以上の成績を出してい収められる秀才だったが、そのころ矢先に出会ったネットゲームの世界にあっという間に魅了され没頭していく。一方、両親とは昔から折り合いく、らに高校時代の友人の恋愛絡みの裏切りなど、現実のごたごたから逃げるようにネットの世界に入り込み、そこでも優れていたためにプライドが肥大化。そして、現実に翻弄された彼は他人を見下し何事もすぐに投げ出してしまうようになってしまい、専門学校や仕事を直ぐに辞めては引きこもり、母親とも不仲になっていった<ref name="vol04tale024" />。そのため「消えて欲しい者」として指名された人物が連行されてこのゲームに参加させられているシステム<ref>3巻第17話。</ref>を知り、自分は母親に「消えて欲しい者」として指名されたと思うようになっていく。しかし、命がけの状況でも足をくじいた平を逃がすために1人戦ったり<ref name="vol02tale009">2巻第9話。</ref>、気絶したヒミコを背負って[[コモドオオトカゲ]]の群れから逃げたり<ref name="vol03tale019">3巻第19話。</ref>と他人を見捨てられない正義漢でもある。ヒミコや平との関係の中で様々な苦難や喪失を乗り越えていくうちに、人間的に大きく成長していく。
: 本作の主人公。男性、22歳、B型、無職、東京在住。初期BIMタイプはタイ天才的なゲーマータイプ<ref>1巻第2話61項。</ref>。身長176センチメートル。典型的[[ニート]]であり、自室に閉じこもってオンラインゲームをプレイしてばかりいる[[ゲーム依存症|ネットゲーム廃人]]。コンビニ帰りに突如見知らぬ男たちに連行されて南海の孤島に放り出され、爆弾を使ったサバイバルゲームを強要されることになった。ゲームの腕は天才的で、いくつものゲームでワールドレコードを叩き出している<ref name="vol04tale024">4巻第24話。</ref>ネットゲーム「BTOOOM!」でも四つ星プレイヤーで日本人唯一の世界トップ10ランカーだった<ref name="vol01tale001">1巻第1話。</ref><ref>2巻第12話。</ref>。殺人ゲーム参加時、着ていた服の下に「BTOOOM!」の公式Tシャツを着用していた。
: 「ゲーム版BTOOOM!」の制作会社であるティラノスジャパンに知人が居る縁で「ゲーム版BTOOOM!」には[[デバッグ]]段階から参加していたことから、同社の人間の幾人かと顔見知りである<ref name="vol01tale005">1巻第5話。</ref>。ゲーム参加者を連行した飛行機内で「現実版BTOOOM!」の説明をした男を見知っていたと平清から伝えられたが、説明者に反抗したことで頭部に[[スタンガン]]で電撃を浴びせられており、その結果として機内での出来事は忘れてしまっていた<ref name="vol01tale005" />。
: 小さいころは何でも他人よりも優れた成績を出していたが、そのころに出会ったネットゲームの世界にあっという間に魅了され没頭していく。両親との折り合いの悪さや高校時代の友人の恋愛絡みの裏切りなど、現実のごたごたから逃げるようにネットの世界に入り込み、そこでも優れていたためにプライドが肥大化。そして、現実に翻弄された彼は他人を見下し何事もすぐに投げ出してしまうようになってしまい、専門学校や仕事を直ぐに辞めては引きこもり、母親とも不仲になっていった<ref name="vol04tale024" />。そのため「消えて欲しい者」として指名された人物が連行されてこのゲームに参加させられているシステム<ref>3巻第17話。</ref>を知り、自分は母親に「消えて欲しい者」として指名されたと思うようになっていく。しかし、命がけの状況でも足をくじいた平を逃がすために1人戦ったり<ref name="vol02tale009">2巻第9話。</ref>、気絶したヒミコを背負って[[コモドオオトカゲ]]の群れから逃げたり<ref name="vol03tale019">3巻第19話。</ref>と他人を見捨てられない正義漢でもある。ヒミコや平との関係の中で様々な苦難や喪失を乗り越えていくうちに、人間的に大きく成長していく。
: ヘリのジャックに失敗し、命からがら海から浜辺に辿り着くと輝夜という少女に出会い、聖域という年齢バラバラの男女で共同生活している場所へと案内される。聖域での死闘の後は、新たなメンバーと共にヒミコとの再会を目指す。ヒミコと再会を果たすが、仲間の曾我ひかる(後述)を誤って殺してしまったショックから精神がボロボロになってしまうも、それでもなお圧倒的な力で吉良達を撤退させる。上杉(後述)を仲間に入れ、主催者側から薬の提供をヒミコのために受け、上杉と共に薬を手に入れる決意をする。ザビエラが操作する、ドローンと戦うも、予想以上に苦戦に強いられ、右手を模擬弾で撃たれ負傷された上、吉良とのダブル攻撃に絶体絶命のピンチに陥るが、薬目当ての吉良に共闘を持ち掛けたことで破壊に成功する。
: ゲーム世界と現実の違いは自覚しており、人を殺して生き延びる「現実版BTOOOM!」に参加することを拒絶し、殺し合いをせずにゲームから逃げ出す手段を探し、他のプレイヤーと遭遇したときもまず説得を試みる。「ゲーム版BTOOOM!」でも「現実版BTOOOM!」でも自分を認めてもらい満足するために、つい自分が率先して面倒事を引き受けようとしてしまう<ref>4巻第23話。</ref>。「ゲーム版BTOOOM!」の経験を生かして戦闘では優位に展開を進めることができるが、危機的状況に立たされたことによりゲームと現実の境界を踏み越えてしまい、他のプレイヤーを殺害して後悔してしまうことがある。
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; {{Anchor|ヒミコ|ヒミコ}}<ref name="ASEH03">BTOOOM!『ANOTHER SIDE EPISODE HIMIKO』第3話。</ref>
: 声 - [[三森すずこ]]
: 本作の[[ヒロイン]]。女性、15歳、B型、高校生、身長158センチメートル、7月22日生まれ、3サイズ:B90(Hカップ):B90(H)/W58/H81、東京在住、初期BIMタイプはタイマータイプ。「ゲーム版BTOOOM!」ではHIMIKOの名前でプレイしている<ref
: name="vol04tale029">4巻第29話。</ref>。本名は'''ヘミリア'''<ref>9巻20項。</ref>。金髪碧眼の容姿端麗な白人子高生当初はヒステリックな言動が目立ったが、本来はとても大人しい性格。日常的に護身用スタンガンを持ち歩いているが、身体能力は低め
: 「ゲーム版BTOOOM!」ではHIMIKOの名前でプレイしている<ref name="vol04tale029">4巻第29話。</ref>。
: ゲーム開始当初に宮本雅志、近藤勇、明智光男の3人と言われるままにチームを組んだが仲違いにより宮本が近藤を殺害。全員分のBIMを持って共に逃げた明智に性交渉目的で襲われた結果、BIMによって明智を殺害することになった<ref name="ASEH01">BTOOOM!『ANOTHER SIDE EPISODE HIMIKO』第1話。</ref><ref name="ASEH02">BTOOOM!『ANOTHER SIDE EPISODE HIMIKO』第2話。</ref><ref name="ASEH03" />。[[強姦|レイプ]]されかけたことから男性を信用せず、特に男の体に強い拒否感をもち、レイプされるぐらいならば自殺することを選んでいる<ref>3巻第16話。</ref><ref name="ASEH03" />。そういった経緯から島にいる男全員を敵だと認識、坂本や平にも嫌悪感をあらわにし、当初は遭遇しても話もせずに逃げ出したり<ref name="vol01tale004">1巻第4話。</ref>、いきなり戦闘行動に訴えたり<ref>2巻第14話。</ref>しており、仲間になった後も積極的に近寄ろうとはしなかった。
: 高校ではミホ、アリサ、ユキと友人グループを組んでおり、特にミホと仲が良かった。ミホが先輩であった吉岡に好意を寄せていたことから、吉岡をミホ達に紹介するが、結果的にミホ達を吉岡とその仲間からのレイプ被害に遭わせてしまうことになり、ヒミコはそこから1人だけ逃げ出してしまう<ref name="ASEH02" />。そのせいでミホ達3人から恨まれ、「消えて欲しい者」として指名され「現実版BTOOOM!」に参加することになった。事件が公になったことで学校では完全に孤立し<ref>9巻19項。</ref>(アニメでは机に落書きされるなどより苛烈ないじめを受け、[[不登校]]になっていた)、ヒミコの父親もヒミコが1人で逃げ出したことを良くは思っておらず、学校でも家でも居場所がないと苦痛に感じていた。そんな中、「ゲーム版BTOOOM!」で出会ったプレイヤーのSAKAMOTOの優しさに触れ、彼を心の支えにするようになり、ゲーム内で結婚するまでの関係になる。彼の存在によりゲーム内に居心地の良さを感じるようになる。
: SAKAMOTOとはリアルで会うつもりはなかったが、戦いの中でSAKAMOTOと坂本竜太が同一人物であることを知り、心を開いていいのか悩みながらも彼を少しずつ信頼するようになっていく。坂本には自分が「ゲーム版BTOOOM!」のプレイヤーではあるがSAKAMOTOと結婚したHIMIKOではないと嘘をついていたが、再び坂本から問い詰められた際には、反論することなく、流れでキスを交わす。その後、坂本から島を脱出後に改めて交際を申し込むと言われる。脱出計画の失敗後、織田と行動を共に行動し、東郷グループの奇襲に遭遇、織田と別れ、見渡すと坂本達を発見、たまたま辺りをうろつくとグループを離脱した上杉の奇襲に遭い犯されそうになるが、何とか撃退に成功する。ついに再会を果たすが、坂本の酷い変化に不安を隠せずにいる。薬を手に入れに行った坂本を待っていた所に、自身が指名される原因を作った、吉岡と遭遇。逃げるも機関銃の前になすすべなく捕まってしまう。
; {{Anchor|平 清|平 清}}(たいら きよし)
: 声 - [[大川透]]
: 男性、51歳、A型、不動産経営、大阪在住<ref>1巻第5話135項。</ref>、初期BIMタイプはホーミングタイプ<ref name="vol03tale020">3巻第20話。</ref>。身長164センチメートル。
: 関西弁話す中年男性で、坂本にとって最初の仲間。殺し合いに参加する気はなく、坂本にも仲間を増やして島から脱出することを提案している<ref name="vol01tale006">1巻第6話。</ref>。社会人として長くやってきたこともあってか知恵は働き根気もあり、坂本もそれに関心していたが、「ゲーム版BTOOOM!」はプレイしたことが無く、戦闘に関してはほとんど素人同然である。見捨てられたり1人で置いていかれたりすることを極端に恐れており<ref name="vol03tale020" /><ref name="vol04tale027">4巻第27話。</ref>、それが後に破滅をもたらす原因となる。
: 不動産屋「不動産のたいら」を一緒に経営する妻・昭子と息子・柚彦の3人家族で、家族関係は良好だった。中年太りをしているが、学生時代は元陸上部だった。ヤクザからの借金があり、仕事では法律の網目を抜けるようなぎりぎりの行為をしており、客と盛大にもめることもあったことから、誰から「消えて欲しい者」と指名されてもおかしくないと思っている<ref name="vol03tale019" />。仲間を増やすことを提案したが、他人を信用せず敵を作らず心を許さない生き方を信条としていた。しかし、坂本に命がけで助けられたことから、自分も体を張って仲間を守ろうという意識を強く持つようになった<ref name="vol03tale020" />。坂本にとって初めての仲間であることもあり、数少ない信頼できる人物となる。ヒミコや織田と並び、坂本に大きな影響を与えた人物。坂本にとってはこれまでの人生でないがしろにしてきた「大人」の象徴的存在であり、その責任を取るためにも彼を本気で救おうとしていた。
: トカゲに噛まれたことで受けた毒による発熱や、宮本にナイフで指を切断された傷に苦しみながら1人で坂本達の帰りを待つことが多くなる。その孤独と恐怖に精神を蝕まれ、更には坂本が結果的に彼に不安を与える行動を多く取ってしまったことから、次第に家族の幻覚を見るようになり、ついには自分だけ助かろうと心の中で詫びながらも坂本とヒミコに攻撃を仕掛けるが失敗する。坂本達を裏切ってしまったことから自分が殺されると思い込み、坂本達の前から逃走するが、トカゲの群れに遭遇。BIMの残機が1個、足の怪我等といった絶望的な状況であったため、家族の幸福を願い、詫びながら自害してしまう。彼の死は、坂本に深い後悔と罪悪感を残すこととなる。
; {{Anchor|吉良 康介|吉良 康介}}(きら こうすけ)
: 声 - [[沢城みゆき]]
: 男性、14歳、AB型、中学生、東京在住、初期BIMタイプは爆縮タイプ<ref name="vol02p005">2巻005項。</ref>。「ゲーム版BTOOOM!」のプレイヤー。身長158センチメートル
: 中性的な顔立ちの美少年。五芒星がプリントされたパーカーを着た「可愛い」顔立ちの美少年であており、普段の言動は無邪気な言動を用いるが、その本質は一般社会の倫理を平気で無視し、弱肉強食という発想においてしか行動できない病的な性格。「BTOOOM!」に関しては自信を持っており<ref name="vol02tale009" />、三つ星プレイヤー以上の技術を持っている<ref>2巻第10話。</ref>。幼少から父親である吉良義久により[[児童虐待]]を受けていたが、父親に自分の意志をぶつけることができずにいた。父親から逃れるために家を飛び出すも金に困ってひったくりをしていたが、次第に行為はエスカレートし、3人の女性を殺害([[屍姦]]描写もある)したところで逮捕された。その後の裁判で極刑を求刑されたが、精神鑑定の結果によって一審で著しく減刑となり、裁判は継続中である<ref>2巻第8話。</ref>。
: 島には父親の吉良義久と担当弁護士の夏目総一と共に送られた。島でも変わらず暴力を加えてくる父親に怯えていたが、父親への反撃を決意し、BIMで殺してしまう。父親の暴力から解放されたため、これ以降、生き生きとした表情に変わり、殺し合いゲームに積極的に参加し楽しむようになる。交戦した坂本を一度は錯乱させるほど追い詰めるが、そのことで「ゲームと現実の区別を失い」本来の実力を出すことになった彼に負ける。木に拘束されBIMと食糧を奪われた後、坂本が日本人唯一の世界ランカーである「SAKAMOTO」であることに気付き、プレイヤーとして敬意を抱くと同時に好敵手として命を狙い続けている。
: 自分達が島に送り込まれたことについて、坂本が「消えて欲しい人間が選ばれる」と発言したことから、自分自身や父親、夏目のような「社会のクズが揃ってる」と評しながらも、自分達を殺人ゲームに選ぶような人間を「凡人」と見下している様子が見て取れた。
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; {{Anchor|織田 信隆|織田 信隆}}(おだ のぶたか)
: 声 - [[中村悠一]]
: 男性、22歳、AB型、飲食店経営、東京在住、初期BIMタイプはリモコンタイプ<ref>7巻5項。</ref>。身長180センチメートル
: 坂本の元親友。パーマをかけた長髪にサングラスが特徴。坂本の高校時代の同級生。高校時代は坂本と同じ母子家庭ということもあってか、不思議と気楽に話し合える友人だった。優れた頭脳と高い身体能力を持ち、一か八かの駆け引きにも大胆に挑む行動力とそれを成功させる勝負強さを持つ。トランクを囮にした罠を仕掛けることが多く、他のプレイヤーを躊躇なく殺している<ref group="注">坂本と最初に戦った時点で4つのチップを持っており、クラッカー式・烈火ガス式・フレイム式と多彩なBIMを所持している。</ref>。
: 坂本とは高校時代、同じ母子家庭ということもあってか、不思議と気楽に話し合える友人だった。
: ゲームの序盤、坂本の目の前で北条を殺しているが、高校時代の短髪姿と風貌が著しく異なっていたため坂本は全く気付かなかった。高校時代からは坂本のことを消極的で甘ちゃんであると思いつつもそれ以外は自分に似ていると感じているため強い対抗意識と執着心を持ち、ゲーム内の坂本の戦術に感心することもある。木下秀美と行動を共にするが、木下の所持するBIMの残機と種類の少なさやBIMを無駄使いすることに戦力としていささか不安に感じている。
:脱出計画の失敗後、ヒミコと共に行動、ヒミコには、坂本を裏切ったことを後悔していることを告げている。東郷グループの奇襲に遭遇した際、ヒミコと別れ、物質にたどり着くと、食料品ではなく、大量のBIMであることを知り、東郷達と交戦、一度は東郷達を追い詰めるが吉良の助けで状況は逆転されてしまう。だが鷹觜による新ルール発表により状況は一変、東郷グループの動きに変化が生じ、好機と称した織田。すると、東郷グループの樋口が刺し違える形で殺そうとしてくるが、自らの好プレイにより樋口を撃退、樋口を拘束するも、ドローンの突然の襲撃に遭い、樋口を取り逃がしてしまう。
: 高校時代は、何をやっても完璧にこなし、誰に対しても明るく接していたため、友達が多く、女子にも人気があり、彼女もいた。坂本はそんな完璧な織田が心を開いて接してくれていることに気を良くしていたが、織田本人は坂本が持つ素質に対してコンプレックスを持っていたことから「主従関係」のような関係を望んでおり、ある日、坂本がクラスメイトの芹沢に好意を抱いていることを聞き、その後芹沢と肉体関係を交わしたことで、激怒した坂本に一方的に殴られてしまう。坂本と共に停学処分を受けるが、織田のみ自主退学した。母子家庭で高校在学中から年齢詐称してホストクラブでアルバイトをしており、退学後は自分で店を持つまでになっている。
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; 近藤 勇(こんどう いさむ)
: 声 - [[櫛田泰道]]
: 男性、40歳、A型、中学教師、東京在住、初期BIMタイプはクラッカータイプ<ref name="vol05p037" />。身長171センチメートル。
: ヒミコが最初に出会った参加者の1人。柔道六段(アニメ版では四段)。正義感が強く殺し合いのゲームを拒否していたが、口うるさい性分のために宮本の怒りに触れて、ナイフで殺されてしまう<ref name="ASEH01" />。
; 明智 光男(あけち みつお)
: 声 - [[間宮康弘]]
: 男性、18歳、O型、無職、埼玉在住、初期BIMタイプは烈火ガスタイプ<ref name="vol05p037" />。身長179センチメートル。
: ヒミコが最初に出会った参加者の1人。肥満体型で重度のマザコン。宮本から逃げ出した当初はヒミコに親切にしていたが、後にヒミコと口論になり殴られたのを機に豹変する。女性に偏見を持ち、自分の好きな女性を襲った時に抵抗しなかったことから「嫌がられていない」と勘違いしてレイプする事件を起こしており、同じ理屈でヒミコを拘束してレイプしようとする<ref name="ASEH03" />。ヒミコが犯されるぐらいなら自爆しようと起動したタイマータイプのBIM
: 最終的驚いて逃げ出すが、それを見たヒミコが投げたBIMの爆発に巻き込まれ、崖から転落した<ref name="ASEH03" />。
; 木下 秀美(きのした ひでみ)
: 声 - [[日笠陽子]]
: 女性、19歳、A型、フリーター、群馬在住、初期BIMタイプはタイマータイプ<ref>7巻55項。</ref>。身長166センチメートル。ギャル風の
: 派手な外見自己主張が強い性格。立ちをした今時のギャル<ref group="注">額が開いた髪型をしている。織田とおり、行動を共にしており、いた織田からは「秀子」と名前を勘違いされた上に、省略されてデコと呼ばれていた。</ref>。勝気で自己主張の強い性格。鍛え抜かれた肉体から繰り出される蹴り技や関節技を使いこなす。元の世界では[[読者モデル]]をするなどして大勢の友達に囲まれ充実した人生を送っていたが、サッカーの日本代表候補だった彼氏が怪我で選手生命が絶たれたことをきっかけに別れてしまい、その後は今まで通り人生を楽しんでいたものの、そのことを[[ブログ]]に書き綴ってしまいかつての彼氏が絶望のあまり自殺。彼の葬儀で「秀美が追い込んだ」と、一転して周囲から白眼視されるようになる。
: 織田の前は柿本と行動を共にしていたが、トカゲの群れに追われた際、柿本を岩山の上から突き落とし、集まってきたトカゲをタイマー式のBIMで瀕死の柿本と共に吹き飛ばす。織田と組んだ後、遭遇したヒミコと格闘戦をし、あっという間にヒミコを追い詰めるが伊達が投げ込んだリモコン式のBIMによる爆撃によって彼女を離して逃亡する。その後、坂本の脱出計画に賛同、織田と決別し坂本達の仲間となる。奪取したヘリの中で己の罪と向き合う決意をするが、ヘリのパイロットに隙を突かれて頭部を撃ち抜かれ、致命傷を負う。かろうじて息のある彼女を助けようとする坂本の姿に死んだ恋人の姿を幻視し、彼を助けるためにBIMを起動、ヘリのパイロットを道連れに死亡した。
: 前述の理由のため、トカゲに良い思い出がなく、柿本から奪ったクラッカー式のBIMはすべてトカゲを殺すために使用してしまった。