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|独自研究 = 2014年10月<!--2014年10月27日 10:17 UTC-->
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'''カルト'''({{lang-fr-short|culte}}、{{lang-en-short|cult}})は、日本国内では誤用されており、「悪しき集団であるこを明確にするためにいう意味で用いられる通俗用語である{{Sfn|島薗進|2006|p=81}}。良い意味ではなく<ref>{{Cite journal|和書|title=現代社会用語集|date=2009|publisher=[[山川出版社]]|ref=harv}}</ref>、反社会的な団体を指す世俗的な異常めいたイメージがほぼ定着し<ref name="nihonno10dai">[[島田裕巳]] 『日本の10大新宗教』([[幻冬舎]]、2007年11月30日) ISBN 978-4344980600 </ref>、犯罪行為を犯すような反社会的な集団を指して使用される事が多い<ref name="tiezo">{{Cite journal|和書|author=岩井洋|authorlink=岩井洋|title=知恵蔵2007|date=2007|publisher=朝日新聞出版|ref=harv}}</ref><ref>{{Cite journal|和書|title=大辞林 第三版|date=2007|publisher=[[三省堂]]|ref=harv}}</ref>。元来は、「儀礼・祭祀」の意味を表す、否定的・批判的なニュアンスを持たない宗教用語である
 
英語圏での「カルト」の本来の意味は「儀礼・祭祀・儀式」の意味を指し、反社会的というネガティブなニュアンスを持たない用語である。
[[ヨーロッパ]]では、一般的な宗教から派生した団体を「[[セクト]]」と呼び<ref name="cultka">[[竹内節子]] 『カルトか宗教か』([[文藝春秋]] 1999年11月20日) ISBN 978-4166600731</ref>、ときに、同義として扱われることもある<ref name="ishi"/>。
 
日本では反社会的な宗教団体という使われ方をしているが、外来語の正しい翻訳の範疇から逸脱しているといえる。
 
[[ヨーロッパ]]では、一般的な宗教から派生した団体を「[[セクト]]」と呼び☃☃、ときに、同義として扱われることもある☃☃。k
 
 
 
 
[[ヨーロッパ]]では、一般的な宗教から派生した団体を「[[セクト]]」と呼び<ref name="cultka">[[竹内節子]] 『カルトか宗教か』([[文藝春秋]] 1999年11月20日) ISBN 978-4166600731</ref>、ときに、同義として扱われることもある<ref name="ishi" />。
 
「少数の熱烈な信奉者を指す用法」(カルト・ムービーなどの肯定的な意味)は[[#本来の意味での用例]]の節を参照。