「ヨナ」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
m →外部リンク |
出典追加 |
||
2行目:
[[File:Jonah.jpg|thumb|right|170px|ヨナ（イオナ）の[[イコン]]（[[18世紀]][[ロシア正教会]]、[[キジ島]]にある[[修道院]]の[[イコノスタス]]から）]]
[[File:Dore jonah whale.jpg|thumb|right|170px|『大魚に吐き出されたヨナ』（[[ギュスターヴ・ドレ]]）]]
'''ヨナ''' ({{lang-he|יוֹנָה}} Yonah、{{lang-el|Ιωνάς}} {{en|Ionas}}) は、[[ユダヤ人]]の[[預言者]]で、アミタイの子<ref>[http://www.britannica.com/EBchecked/topic/305818/Book-of-Jonah Book of Jonah (Old Testament) -- Britannica Online Encyclopedia]</ref>。[[列王記]]下14:25によれば、[[ガテ・ヘフェル|ガト・フェテル]]の出身。[[旧約聖書]]の『[[ヨナ書]]』における主人公であるが、ヨナ書以外における旧約聖書での登場箇所は、前述の[[列王記]]下14:25のみである<ref>[http://www.newadvent.org/cathen/08497b.htm CATHOLIC ENCYCLOPEDIA: Jonah]</ref><ref>[[s:列王紀下(口語訳)#14:25|列王紀下(口語訳)#14:25]]</ref>。
[[日本正教会]]で'''イオナ'''<ref>[http://www.orthodoxjapan.jp/tebiki/hayamihyou01.html 早見表-固有名詞対照表：日本正教会 The Orthodox Church in Japan]</ref>。正教会においては[[9月22日]]（[[ユリウス暦]]を使用する正教会では[[グレゴリオ暦]]の[[10月5日]]に相当）を預言者イオナの記憶日としている<ref>[http://days.pravoslavie.ru/Life/life6640.htm {{lang|ru|Пророк Иона (из малых пророков) + Православный Церковный календарь}}]</ref>。
10行目:
== ヨナ書の概要 ==
{{Main|ヨナ書}}
『ヨナ書』によれば、アミタイの子ヨナに「[[ヤハウェ|主]]の言葉が臨んで」、「立って、あの大きな町[[ニネヴェ_(メソポタミア)|ニネヴェ]]に行き、これに向かって呼ばわれ。彼らの悪がわたしの前に上ってきたからである。」と言われた<ref name="kougo">[[日本聖書協会]][[口語訳聖書]]より引用</ref><ref>[[s:ヨナ書(口語訳)#1:1|ヨナ書(口語訳)#1:1,2]]</ref>。
しかし、ニネヴェは当時の[[イスラエル]]の敵であった[[アッシリア]]の首都であったため、ヨナはこれを拒否。逃げようとして別方向の地中海の彼方の[[タルシシュ]]へ向かう船にのる。しかし船が嵐に襲われたことからヨナの事情が他の船員の知るところとなり、海に放り込まれる。海はしずまった。ヨナは[[クジラ|巨大な魚]]にのまれて3日3晩腹の中で祈っていた（ヨナ書1章 - 2章）。
| |||