「2ストローク機関」の版間の差分

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[[オートバイ|二輪車]]においては、[[1980年]]以前には大排気量車にも搭載されていた。[[2000年]]ごろまでは主に250cc以下で採用されていたが、[[環境問題]]から4ストロークエンジンへの移行が進み、日本では平成18年度[[自動車排出ガス規制]]の全面施行により、[[競技]]用車両以外の全ての2ストロークエンジン搭載車が消滅した。各国の他メーカーも概ね同様の状況にあり、4ストロークエンジンへの切り替えが世界的に進んでいる。主流はヨーロッパで[[モペッド]]向けに使用される例など、限定的なものである。
 
また、動力船([[船外機]]や[[水上オートバイ]])でも、2輪車と同様な利点から2ストロークエンジンが主流であったが、近年は環境・騒音規制に対応する必要もあり、[[4ストローク]][[内燃機関|エンジン]]([[ヤマハ発動機|ヤマハ]]MJ-160FXなど)や環境対応型の2ストロークエンジン([[ガソリン直噴エンジン|直噴式]]([[ボンバルディア]]SEADOO 3D-DIなど)又は電子制御式[[燃料噴射装置]]と触媒の併用式([[ヤマハ発動機|ヤマハ]] MJ-GP1300R))への転換が進んでいる。日本国内でも、[[琵琶湖]]では「[[滋賀県]]琵琶湖の[[レジャー]]利用の適正化に関する条例」(琵琶湖ルール)により、従来型2ストロークエンジンの使用が禁止(経過措置あり)されるなどの取り組みがなされており、従来型2ストロークエンジンの使用は減少していくものと思われる。
 
[[欧米]]では[[チェーンソー]]や[[芝刈り機]]/[[刈払機]]のエンジンにも排出ガス規制が及ぶようになり、燃焼の制御が困難な従来型2ストロークエンジンの使用機会は少なくなってきている。
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== 関連項目 ==
{{commonscat|Two-stroke engines}}
* [[機関 (機械)]]
* [[内燃機関]]
* [[4ストローク機関]]
* [[6ストローク機関]]