「自作農」の版間の差分

'''自作農'''（じさくのう）とは、[[土地]]を所有した[[農民]]を指す。[[生産手段]]を私有しているため、裕福であり、[[意識]]は[[ブルジョア]]に近い場合もあった。

[[農地解放]]が行われる以前の日本の農民は、土地を所有しない[[寄生地主制|小作農]]が多数を占めた。そのため、その当時の富裕な自作農は、小作農に土地を貸し付け、自分は農作業に従事しない[[地主]]になっていった。

農地解放により、日本の農民のほとんどは自作農になったが、前述のように[[体制]]支持派となっていった。