「ヒューストン・アストロズ」の版間の差分

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2015年、シーズン前に積極的な補強を行い、抑えの[[ルーク・グレガーソン]]、セットアッパーの[[パット・ネシェック]]、長打力のある[[ハンク・コンガー]]、[[コルビー・ラスムス]]、[[エバン・ガティス]]、[[ルイス・バルブエナ]]、[[ジェド・ラウリー]]など新たに10人を獲得して、4月から5月にかけて10連勝を記録し、予想を覆し首位を走っていた。しかし、大型連敗をする時期もあり、安定しているとは言えないが、6月に2012年ドラフト全体一位の[[カルロス・コレア]]がメジャーに昇格し、目覚ましい活躍をしており、先発投手の[[ランス・マッカラーズ・ジュニア|ランス・マッカラーズ]]もデビューしてまずまずの成績を残している。7月にはアスレチックスから[[スコット・カズミアー]]、ブルワーズから[[マイク・ファイヤーズ]]をトレードで獲得し、コマ不足と言われていた先発投手の補強に成功した。[[カルロス・ゴメス (野球)|カルロス・ゴメス]]もトレードで獲得した。9月には、レンジャーズと激しい首位争いを繰り広げるも、終盤に入ってからレンジャーズが追い上げる一方でチームは徐々に失速し、レンジャーズに首位を明け渡してしまう。そして最終戦に持ち込みながらもレンジャーズに西部地区優勝を攫われ、ワイルドカード2位で滑り込みリーグ優勝を果たし、当時はナショナルリーグだった2005年以来10年ぶりのポストシーズン進出を果たした。ニューヨークで行われた東部地区に所属するヤンキースとのワイルドカード進出決定戦で田中将大をラスムスとゴメスの2発で沈ませ、10年ぶりの地区シリーズ進出を果たした。続く地区シリーズでは[[カンザスシティ・ロイヤルズ]]に対し、優勝決定シリーズまであとアウト6個の場面から、痛恨のエラーもあり逆転され2勝3敗で敗退した。だが、ワールドチャンピオンを果たしたロイヤルズに対して最終戦まで持ち込んだともいえる。二年前まで3年連続100敗していたとは思えないチームの躍進であり、来季以降にもつながるシーズンとなった。
 
2017年シーズンは[[青木宣親]]をマリナーズから、[[ブライアン・マッキャン]]を世代交代を図るヤンキースから獲得。5月30日の敵地ツインズ戦では8回までに2-8とリードされながら一挙11点を奪って16対8と当時シーズン19回目の逆転勝ち。8回までに6点差以上つけられた試合は659回あり、全敗していたが660回目にして初勝利を挙げた。青木はシーズン途中でニューヨーク・メッツへ移籍したが、アルトゥーベやコレアなどによって強力な打線が構築された結果、チームはレギュラーシーズンで101勝を挙げ、ア・リーグ移籍後初となる地区優勝を果たす。その後出場したディビジョンシリーズではレッドソックスを、リーグチャンピオンシップシリーズではヤンキースをそれぞれ下し、チームとしては12年ぶりとなるリーグ優勝を果たした。なお、アメリカンリーグにおいては初となる優勝である。ワールドシリーズではドジャースと対戦。アストロズはMLB史上初めて、ナショナルリーグ、アメリカンリーグ双方からワールドシリーズ進出を果たしたチームになった。第1戦は敗北するも、続く第2戦は延長戦の末に勝利。前回出場した2005年のシリーズでは1勝もできないまま敗退したため、これがアストロズにとってワールドシリーズ初勝利となった。
 
== 選手名鑑 ==