「ラーメンズ」の版間の差分

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* (本人たちの回顧によると)最初期には[[漫才]]も行っていたが、今は[[コント]]のみで活動している。「爆笑だけがおもしろいわけじゃない」として幅広くコントを追求しており、しばしば「お笑いと[[演劇]]の中間」と[[カテゴリ|カテゴライズ]]される。[[脚本]]を手がける小林はコントの[[世界観]]について、「自分たちのコントは[[日常生活|日常]]の中の非日常ではなく、非日常の中の日常。コントに出てくる人物にとっては当たり前のこと」と語っている。そのため「[[ツッコミ]]」「[[ボケ (漫才)|ボケ]]」といった役割がないコントが多く、「バカ二人」(小林談)というスタンスを保っている。
* 小林は「コントは生き物だ」と述べている。[[アドリブ]]も多々あり、[[地方]]公演の時は地元ネタを演じるなど、[[観客]]を大切に考えている面が見受けられる(不思議の国のニポン など)<ref name=netashutten>出典:「小林賢太郎戯曲集―home FLAT news」([[幻冬舎]]、2002年1月)、「文庫版 小林賢太郎戯曲集―椿・鯨・雀」(幻冬舎、2007年8月)、「小林賢太郎戯曲集―CHERRY BLOSSOM FRONT345・ATOM・CLASSIC」(幻冬舎、2007年9月)、[[富山大学]]人間発達科学部紀要 177-187ページ([[国立国会図書館]]で閲覧可能)、語文 第百二十五輯「ラーメンズ・小林賢太郎の『コント』について ―ラーメンズとその他のお笑い芸人の『コント』における台詞の比較-」([[日本大学]]国文学会、90-102ページ 国立国会図書館で閲覧可能)</ref>。
* 観ている側もかなり頭を使わなければならないネタやシュールすぎることがあるため、万人ウケするお笑いではない。時にはネタのオチがゾッとするため、「薄気味悪い」と思う人もいる。ただし、一部の人間にはかなりウケるため、根強いファンは多い。「お笑い」と言うよりも、ある種の「短編ドラマ」や「マジック」を観ている感覚に近い。
* [[舞台美術]]が非常にシンプルで、ほとんどを[[パントマイム]]で表現するのが特徴。演者はモノトーンの衣装に裸足を基本とし、髪型や眼鏡、声やしぐさを巧みに使い分けて役柄を演じる。最近は様々な舞台装置を扱って公演しているが、主として「箱」を中心としたコント作りである。
* ラーメンズのコントには「歌」が入ることが多い。歌の幅は広く、シンプルな音に不思議な歌詞を載せるものから[[替え歌]]、[[ラップ]]に至るまで、様々な音楽が取り入れられている。コント全てが歌で占められているものもある。