「州間高速道路」の版間の差分

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時速55マイル(約89キロメートル)の速度制限の完全撤廃とともに、連邦政府は最高速度の決定権を各州に委譲した。この決定を受けて、[[カリフォルニア州]]や[[バージニア州]]などの多くの州では、場所によって異なる複数の速度制限を設定した。カリフォルニア州では、[[ロサンゼルス]]の市内を走る州間高速道路の最高速度を時速55マイル(約89キロメートル)に制限し、郊外を走る州間高速道路の最高速度を時速65マイル(約105キロメートル)、砂漠地帯や田園地帯を走る州間高速道路の最高速度を時速70マイル(約113キロメートル)に設定した。また、[[カリフォルニア州]]や[[インディアナ州]]などの一部の州では、業務用トラックに対し、一般乗用車よりも低い速度制限を課した。カリフォルニア州では、一般乗用車に対する速度制限とは別に、業務用トラックの最高速度を州全体で一律に時速55マイル(約89キロメートル)と設定した。
 
速度制限の完全撤廃後も州間高速道路の最高速度を時速65マイル(約105キロメートル)のまま維持する州がある一方で、州間高速道路の最高速度を70マイル(約113キロメートル)ないし7585マイル(約'''121136'''キロメートル)に引き上げる州もあった。多くの場合、最高速度を低い速度に設定している州はアメリカ合衆国北東部に多く存在し、逆に高い速度に設定している州はアメリカ合衆国南部および南西部に多く存在する。[[モンタナ州]]では「適切かつ慎重な速度」で走行するよう定めたが、あまりに漠然としており憲法に違反するという理由により、施行からわずか数年で撤廃された。
 
=== 多目的設計 ===