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'''新海 征治'''(しんかい せいじ、[[1944年]][[7月5日]] - )は[[日本]]の[[化学者]]、[[工学博士]]、[[九州大学]][[名誉教授]]。現[[九州大学]][[高等研究院]]特別主幹教授、[[崇城大学]][[教授]]、[[九州先端科学技術研究所]]所長。<BR/>

専門は多岐に渡るが、分子認識メカニズムの解明と、それらの知見を応用した[[分子マシン|分子機械システム]]の構築などを行っている。Wiley社が発行する世界的に著名な化学雑誌である''[[Angewandte Chemie]] ''誌のアドバイザリー・ボード(顧問委員会)の委員を2000–2009年に務めた。
 
== 略歴 ==
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== 受賞歴 ==
科学系の技術情報を網羅する[[トムソン・ロイター]]社のトムソン・ロイター・サイエンテフィックが行う[[トムソン・ロイター引用栄誉賞]]を[[ジョージ・ホワイトサイズ]](ハーバード大学)、[[フレイザー・ストッダート]](ノースウェスタン大学)らと共に[[2003年]]から3年連続で受賞。受賞理由は『ナノスケールの機械製造およびマイクロエレクトロニクスの大幅な発展を約束する、分子自己集合に関する先駆的研究』。同賞はノーベル賞受賞者の予測を兼ねており、新海は[[分子機械]]のパイオニアとしてたびたび[[ノーベル化学賞]]候補として挙げられていたが、[[2016年]]に「分子マシンの設計と合成」の功績から[[ジャン=ピエール・ソヴァージュ]]、フレイザー・ストッダート、[[ベルナルト・L・フェリンハ]]の3名にノーベル化学賞が授与されることが決定し、新海の受賞は成らなかった。
 
[[2017年]]秋の叙勲で[[瑞宝中綬章]]を受章。
 
== 脚注 ==
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[[Category:長崎大学の教員]]
[[Category:トムソン・ロイター引用栄誉賞受賞者]]
[[Category:瑞宝中綬章受章者]]
[[Category:九州大学出身の人物]]
[[Category:福岡県出身の人物]]