「社交不安障害」の版間の差分

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社交不安障害のための[[認知行動療法]]であるクラークとウェルズ式か、暴露を含むヘインバーグ式によって、約4ヶ月間の15回ほどのセッションである{{sfn|英国国立医療技術評価機構|loc=Capt1.3.2, 1.3.13-1.3.14}}。もし、これを断り薬物療法を好む場合には、認知行動療法を断る懸念について話し合われる{{sfn|英国国立医療技術評価機構|loc=Capt1.3.5}}。
 
また、認知行動療法の中でもとりわけ[[曝露反応妨害法]]の治療効果が高い<ref>金井 喜宏 (2015).社交不安症の認知・行動療法――最近の研究動向からその本質を探る―― 不安症研究,''7'',40-51.</ref>。曝露反応妨害法では、治療者や支援者のサポートのもと、患者が避けていた社交状況や社交場所に自ら身を置き(曝露)、その場所や状況からの回避行動をとらないことで、「実は他者は自分のことを気にしていなく、抱いていた不安・恐怖と現実・事実との間には大きな隔たりがあるということ」や「初めは強かった不安や恐怖が時間の経過とともに次第に和らいでいくということ(馴化:habituation)」を身をもって体感し、不安や恐怖・不安症状の低減を実現する<ref>金井 喜宏 (2015).社交不安症の認知・行動療法――最近の研究動向からその本質を探る―― 不安症研究,''7'',40-51.</ref>。また、患者の曝露に治療者や支援者が付き添ってサポートをすることにより、治療効果がより高くなる<ref>Gloster, A.T., Wittchen, H. U., Einsle, F., Lang, T., Helbig-Lang, S., Fydrich, T., Fehm, L., Hamm, A. O., Richter, J., Alpers, G. W., Gerlach, A. L., Ströhle, A., Kircher, T., Deckert, J., Zwanzger, P., Höfler, M. & Arolt, V. (2011). Psychological treatment for panic disorder with agoraphobia: a randomized controlled trial to examine the role of therapist-guided exposure in situ in CBT. ''Journal of Consulting and Clinical Psychology'', ''79'', 406-420.</ref>。
 
薬物療法では[[選択的セロトニン再取り込み阻害薬]](SSRI)である。[[エスシタロプラム]]または[[セルトラリン]]であり、反応がないか部分的である場合には認知行動療法を追加する{{sfn|英国国立医療技術評価機構|loc=Capt1.3.6, 1.3.9}}。エスシタロプラムまたはセルトラリンに反応しないか副作用のため中止となった際には、[[フルボキサミン]]、[[パロキセチン]]、[[ベンラファキシン]]が考慮されるが、パロキセチンおよびベンラファキシンには中止時に[[SSRI離脱症候群]]の可能性があり、過剰摂取時の毒性や自殺のリスクが伴う{{sfn|英国国立医療技術評価機構|loc=Capt1.3.10}}。
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