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要出典
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立ち小便の利点は、少ない動作による時間の節約や脚の負担の軽減が挙げられる。便器の設置面積も狭くて済む。欠点は、小便が便器の周囲に飛び散ること。
 
男性の一般的な排尿姿勢で、ズボンを履いたままでも排尿することができ、その場合はチャック(ない場合はズボン)を下ろし、[[陰茎]]を引っ張りだして、両手で持ちながら小便を放出する。
 
女性の場合は男性とは違い、立って排尿することには抵抗があり、尿の向きをコントロールすることができないうえに飛び散りやすく、尿が足にも伝ってくるため衛生的ではないため、あまり一般的な方法ではない。現代の日本では普段から立って排尿する習慣は存在しないが、海外では補助具を用いることで女性でも簡単に立ち小便をすることが可能になる製品が開発されており<ref>[http://www.shewee.com/ Shewee - the original female urinating device]</ref>、中国では補助具を使用して立ち小便をする女性のために小便器を設置しているところもある<ref>[http://www.afpbb.com/articles/-/3130134 中国に「便所革命」到来、公衆汚トイレ一掃目指す] - AFP BB NEWS</ref>。{{要出典範囲|date=2017年11月|また、昨今の男女平等の観点より女性も立小便を幼少時より行う習慣が浸透しており、立小便を行う女性が増加する傾向がある。防災の観点からは、手軽に行える立ち小便が重宝されており、仮設トイレが設置されるまで男女を問わず立ち小便を行うことが多い。}}[[ヘロドトス]]は著書『[[歴史 (ヘロドトス)]]』の中で『エジプト人女性は立って小便をする』と記している<ref>[http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tiakio/ancients/toilet.html [補説]古代ギリシアの便所] 「エジプト人はこの国独特の風土と他の河川と性格を異にする河とに相応じたかのごとく、ほとんどあらゆる点で他民族とは正反対の風俗習慣をもつようになった。……小便は女は立ってし、男はしゃがんでする。一般に排便は屋内でするが、食事は戸外の路上でする」 (松平千秋訳)</ref>。現実世界ではあまり一般的でない方法であるが、[[夏目漱石]]の小説『[[坑夫]]』(1908年発表)で、掛茶屋のおかみは、[[クロマツ]]の根方(ねかた)で立ち小便をする。また、[[アダルトビデオ]]では女性の立ち小便を題材とする作品も発売されている。
 
=== 座り小便・しゃがみ小便 ===