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『'''シンデレラ・リバティー'''』(原題:''Cinderella Liberty'')は、[[1973年の映画|1973年]]公開の[[アメリカ合衆国の映画|アメリカ映画]]。
 
[[マーク・ライデル]]監督による恋愛ドラマかつ人間ドラマ。主演女優[[マーシャメイソン]][[ゴールデングローブ賞]][[ゴールデングローブ賞 映画部門 主演女優賞 (ドラマ部門)|ドラマ部門主演女優賞]]を受賞<ref>{{Allcinema title|11446#3|シンデレラ・リバティ#アワード}} 2017年8月4日閲覧。</ref>。
 
== あらすじ ==
[[ワシントン州]]のある港に上陸した、甲板長ジョン・バッグス([[ジェームス・カーン]])は、軍の病院での健康診断で検査結果待ちを言い渡される。その上、翌日朝8時までの休暇が、患者規定のため深夜12時までのシンデレラ・リバティー休暇にされてしまう。その日、バッグスは酒場で賭けビリヤードをしている女性マギー([[マーシャ・メイソン]])と知り合う。マギーには、黒人男性との間にできた11歳の息子がおり、賭けビリヤードと生活保護、ときどきの水兵相手の売春で生活をしていた。
 
ある日、バッグスはマギーの息子ダグが友人と観覧車で缶ビールを飲んでいるところに出くわす。彼はダグをマギーの元に連れてゆき、彼女にお金を渡し、酒以外の食べ物を与えるように頼む。そうして、彼はマギー親子の荒れた生活を改めるために心を配るようになり、少しずつマギー親子と心を通わせてゆく。
 
バッグスは新兵だった頃、新兵訓練でしごかれた元上官のフォーシェイ([[イーライ・ウォラック]])と兵舎で出くわす。積年の恨みをはらし、その後、酒を酌み交わし仲直りをする。フォーシェイは[[デラウェア州|デラウェア]]の名士の息子をしごいた事がきっかけで除隊処分になっていた。また同じ頃、バッグスの所属する軍の病院で彼の認識票が紛失してしまい、そのせいで彼は認識票が見つかるまで、給料が受け取れなくなってしまう。
 
マギーと親密になったバッグスは彼女のアパートで同棲するようになる。彼がダグの自転車を修理していた時、社会福祉委員のミス・ワトキンスが訪ねてきた。その会話から、バッグスはマギーが彼に会う前から妊娠していたことを知らされ、黙っていたマギーを責め、兵舎に戻る。
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兵舎まで訪ねてきたダグから、マギーが荒れて酒浸りになっていることを聞かされ、心配になったバッグスはマギーを訪ね、よりを戻す。彼は広い心で新たに生まれてくる子供を受け入れる気持ちになり、再び平和な三人の生活が訪れる。彼はマギーと結婚する意志を伝えるが、認識票がないために軍の許可がおりない。
 
その後、マギーは7ヶ月で早産してしまう。順調に進むかに見えた三人の生活だったが、生まれた赤ん坊が一週間で亡くなったことから、マギーは自暴自棄になり、結婚生活を諦めてしまう。まもなく、彼女は置手紙とダグを残し、他の男と[[ニューオリンズ]]に旅立ってしまう。認識票が発見され、明日に出航が決まったバッグスは、ダグにお金を渡し、朝7時に港に来るように言い聞かせる。
 
朝7時にタクシーでダグはやって来た。港では出航の点呼が始まっていた。「ジョン・バッグス・ジュニア」と名乗り、乗船許可を求め船に乗り込んだのは、意外なことに、あのフォーシェイだった。彼はバッグスの身代わりとなり軍務に就いたのだった。港でバッグスはダグに声をかけ、二人の生活がそこから始まる。
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# Wednesday Special (End Title) (2:28) - 歌 ポール・ウィリアムス
 
== 出典脚注 ==
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